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評論家ではなく行動者であれ

美容室どこでも通い放題サービスMEZONの代表の石黒武士です。

自分が会社員時代から大事にしていたことがあります。
それは自分自身が評論家にならず行動者であること。

僕が会社員時代に見てきたのは評論家タイプのビジネスパーソン
「会社のここが駄目だ」
「サービスのここが駄目だ」
「社長・部長は何を考えているんだ」
「評価制度が納得いかない」
「もっと○○であるべきだ」

立派なことを言うのだけど、こうゆう人に限って言うだけで変えるために代案も考えなければ、変えるために行動もしない評論家タイプで、組織にとってネガティブ生産工場でマイナスな人材です。

僕は昔から自分が「違うな」「もっとこうしたほうがいい」と思ったことは「何が違うのか」、「もっとどうすると良くなるのか」自分の中で解を考えて見つけては、社長なり上司なりに代案をもって提言して実際にサービス・人事制度・新部署設立など色々と変えていきました。

「前例が無い」などであれば「前例が無ければ創ればいい」と思っていたので提言する内容も部署や役割など全く関係無く垣根を飛び越えて提言していました。※提言する内容はもっと良くするためにが前提です。

僕が何故そのようなことが出来ていたかというとシンプルに自分ごとのようにとらえ当事者意識があったからです。
評論家タイプはどこか他人事のようにとらえて当事者意識が全くありません。自分も変えられる提言出来る権利権限があったとしても当事者意識がないので変えられないのです。

僕が思うに世の中の組織やサービスというもののすべて完全・完成というものが無く不完全なものばかりで、常に進化し続けねばならないと思っています。

ただ進化をする上で良くしていくのは中にいる人が何が駄目・何が不完全で、どうすると更に良くなるのかを考え、提言し、行動するからこそ良くなります。

そして社長や上長などに「○○をどうしようと思っているんですか?」なども他人依存の当事者意識のない評論家タイプで、組織やサービスを良くするために解を持っているのは、それに関わる全員です。

むしろ社長や上長より現場のほうが沢山の声やデータを見たりリアルな問題に直面しているからこそ、問いを解に変える答えを持っているはずです。

会社・サービスの不平不満を述べるのは誰でも山のように出て来ると思いますが、それを良くするためにどうすれば良いのかを問うと答えられる人は限られてきます。当事者意識があるか無いかです。

実際に組織やサービスを良くしていける人たちは当事者意識があるので自分が思う不平不満を満足に変えるために考え行動出来る人であり、評論家タイプはどんな環境であっても不平不満を満足に変える事ができません。
実際に会社や組織が合わないなどで転職を繰り返す、または自分の環境が哀れだと嘆く人の多くに評論家タイプの傾向が多いように感じます。

言うは易し行うは難しというものです。

組織やサービスに属する上で船に乗るだけでなく、自ら船を漕ぐことが出来る人こそ優秀なビジネスパーソンだと思います。

一緒に船を漕ぐ仲間を募集しています。

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