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映画『君たちはどう生きるか』

今、話題にしてはいけない、話題の映画?
「君たちはどう生きるか」を観てきました。

ネタバレはありませんが、まだ観ていない方には、
伝わりにくい記事になる気がしています。
なので鑑賞をお勧めも否定もしておりませんので、あしからず。



率直な読後感

映画が公開されてから、SNSなどでは「賛否両論」の声が上がっていることが、ニュースになっている印象を受けます。

宮崎駿監督作品にも関わらず、事前の宣伝・マーケティング活動が一切ないため、公開されたことすら気づいていない人も多いのではないでしょうか?


この手法を「スタムダンク」と同じ手法を取ったけど失敗気味と論ずるニュースも見ました。


さて。

私的な感想を一言で表すならば「わからないことが多い」でしょうか?

面白いとかつまんないとか、
そういう軸での評価ができないな〜というのが正直なところ。

もう少し噛み砕くと・・・

「すごい映画だな〜。観たことない」が50%。

「質問がたくさん湧いてくるな〜」が50%。

そんな読後感でした。



宣伝について

あえて宣伝をしないこと。

そして、クチコミを控えるよう訴えること。

現代マーケティングにおける逆張り中の逆張り戦法をとったこの作品。

その真意は到底計り知れませんが、一つ感じたことがあります。

この作品の宣伝プランには、正解がないのではないか?

もっと言えば、広告マンにすら、
この映画の真意を汲み取り、適切に広告することが難しいのではないか?
ということです。


宮崎監督や鈴木Pが納得できるようなプランは、
もう誰にもプレゼンできない。
そして、ご本人たちでさえ、
どうすればいいのか?逡巡してしまう。

どんなプランがあっても、
帯に長し、タスキに短し。
そんな感じで100点が想像できない。

巡り巡って
「じゃあやめようよ
 それで何億円も使うのも、勿体無いしね」

こんなやりとりがあったのでは?と
妄想すらしてしまいました。


何がすごいのか?


私的に一番すごいと感じたこと。

それは、書籍「君たちはどう生きるか」から、
インスパイアされて作った映画が
あのような形に仕上がったこと。

宮崎駿の「凄み」を感じました。

いつか、どのような意図で
あの作品の構想が練られて、紆余曲折を経て
完成までたどり着いたのか?

書籍なりが出版されることを
何より楽しみにしています!


#ジブリ
#君たちはどう生きるか




サークル参加費に充てさせていただきます!もし少し余ったら執筆時のコーヒー代にします🤗