見出し画像

日本人の為のラインアウトを考える#3

日野レッドドルフィンズの木村勇大です

日本初のラインアウト専門noteを書いています

今回は

日本人の為のラインアウトを考える

第3弾です!

今回お話しする要素は


無駄な動作を省く

です

理由はシンプル
はよ跳べた方がいいからです

ジャンパーにはジャンプの速さだけではなく
ジャンプに至るまでの速さも必要です

ジャンプの速さをどれだけ鍛えても
そこに至る過程に無駄が多い(時間がかかる)と
相手からのプレシャーを受けやすくなります

無駄な動作界隈で最も有名で、分かりやすい例として
5mラインぎりぎりの1番前(通称2直)を挙げて考えてみましょう

最初から5mぎりぎりにセットして跳ぶ場合
下記画像のように左から
①構えて
②(跳ぶ直前で)しゃがみ
③跳ぶ

こんな感じで跳ぶ選手が多いです

画像1

この①②③から何を省くのかというと

①です

2直に限った場合僕が思う速い跳び方はこちら

画像2

❶最初からしゃがんだ状態で構えておき
❷跳ぶ

です

①はなぜ無駄なのかというと
・事前に②の状態でセットできる
・跳ぶ直前にしゃがむ動作が入ると、それに要した時間と同じ量の時間を相手に与えてしまう
からです

ATのあなたが跳ぶのに①②③かかるのに対して
DFが❶❷だけで跳べる場合、あなたがしゃがんだ瞬間(もしくはそれに要した時間の間)に相手は2直だと判断します
そうすると③と❷のタイミングが同じになるため
「真横でよーいどん」の状態になってしまいます

今日のまとめ

2直はただ上に跳ぶだけ

これができるとめっっちゃ速いです
2直に限って言えば相手を置き去りにできます

今日の画像はあくまで参考で、この画像のようなフォームでは速く跳べません

この情報にどの程度需要があるのか分からないので割愛しますが、詳細が気になる選手はTwitterで質問いただければ個別で答えていこうと思ってます

今回は1番簡単(ジャンパー/リフター共に動作が少ないから)な2直で跳ぶ場合にフォーカスしましたが
他にも方向転換しながらの跳び方、動いてからの跳び方など色々あります
速い跳び方を身に付けたい選手はぜひ聞いて下さい!

最後まで読んでいただきありがとうございました🤙

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?