映画Last mile鑑賞
先日公開された映画Last mileを観に行ってきました🎥
流通に焦点を当てた作品は珍しく感じ、業界界隈ではちょっとした話題になっているみたいです。
舞台はEC通販における流通を起点とした物語構成でした。
その中で昨今の倉庫管理や配送ドライバーに関する社会問題を風刺している所も見ものでした。
至るところにリアルな実態が描かれていてビックリしました。
センター管理の長時間労働や物流2024年問題の深刻さ、荷主企業とのパワーバランス、安価な配送料金、、、
こうしたことを作品の中に描かれていること自体がまさに変わりつつある象徴なんだろうと感じました。
特に僕は物流業に身を置く立場としては、トラックドライバーの人材不足やその中で配送網を維持するためになんとか低価格でやり繰りしている実態は痛感しています。
作中のセリフに「脅しは強い者が弱い立場の者にすること、弱い立場の物語が強い立場のものに主張するの交渉」
正にこれからは物流会社も適正な価格を要求していくある種の強さも必要です。
今の物価情勢の中でどこも厳しいことは周知ですが、それでも実態運用ができるだけの形を目指さなければやがて、産業を維持していくのも立ち行かなくなります。
今回の作品が多くの方に観ていただきき少しでも
これまでの商慣習に変化が進んでいけたらと感じました。
あと今回のキャストがあまりに豪華過ぎるので
そのあたりの演者ももちろん見所です!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?