参加ノート｜私たちにできること―持続可能な社会のはじめかた・リターンズ―

2020.06.07(日)〜06.07(日) 18:00-20:00　オンライン（YouTube）

持続可能な社会を実現するため、一人ひとりがどんな行動を起こしていけばいいのか。持続可能とは言えない今のあり方を見つめつつ、具体的なアクションをパネラーと参加者の皆さまと共に考える２時間。

登壇
元パタゴニア日本支社長 辻井隆行さん
エシカル協会代表理事 末吉里花さん
ボーダレス・ジャパン社長 ⽥⼝一成さん

以下、参加ノート
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

第1部　今、地球に起きていること
辻井隆行さん　基調講演

ジェームズ・ラプロックさんのことを紹介

GAIA　地球はひとつの生命体とみなされる

参考
ガイア理論再び ラブロック博士が語る生きている地球
ガリレオX（BSフジ）
http://web-wac.co.jp/program/galileo_x/gx161225

温室効果ガスのおかげで気温が温暖に保たれているが……

80万年間のCO2濃度は10万年くらいのサイクルで繰り返してきている

産業革命以降、グレートアクセラレーション（ものすごい加速）
1950年台からいろんなことが一気に加速した。

・移動量
・エネルギー使用量
・通信量
・観光
・投資

GDP
どれだけ沢山つくったか？「もっともっと」
資本主義：　大量生産、大量消費、大量廃棄

Climate Change: Atmospheric Carbon Dioxide
Author: Rebecca Lindsey
February 20, 2020
https://www.climate.gov/news-features/understanding-climate/climate-change-atmospheric-carbon-dioxide

持続可能！？

CO2を出さないこと大事
2030年　50%
2050年　0%

スーザン・シマードさんのことを紹介

TED
2016年11月7日　スザンヌ・シマード: 森で交わされる木々の会話
http://www.ted-ja.com/2016/11/suzanne-simard-how-trees-talk-to-each.html
森林皆伐
人は地球の支配者のようにふるまってこなかったか？

人間として分相応な役割とは……

第2部トークセッション

末吉里花さん｜エシカル協会
日本人の自然感
自然と共に生きてきた精神性、今こそ生かされるのではないか
エシカルな考え
枝廣淳子さん
「ぶれない軸をつくる東洋思想の力」
田口佳史（たぐちよしふみ）/枝廣淳子（えだひろじゅんこ）
内なる規範
「正々堂々と生きる」＝「エシカルに生きる」
「正しさ」どこに向かっていかなければならないか？
「内なる規範」

田口一成さん｜ボーダレス・ジャパン
定款前文の7項目から
◆出資額を超える配当を行わない
→　利益は社会、社員に還元
Q.　投資する人にインセンティブがないということ？（辻井さん）
A.　会社を立ち上げるときを考えると、志、好きでやっていることで、周りはそもそも増やそうと思って出資してない
◆年俸が最も高い人の所得は最も低い人の7倍以下

末吉里花さん｜エシカル協会
徳島県上勝町の取組みを紹介
ゼロ・ウェイスト
→　ゴミを資源として考えよう
→　街全体でゼロ・ウェイスト
※世界からも注目されている
45種類分別
→　70%リサイクル　※全国的には20%くらい
見える化
ゴミを出して、それがその先どうなるか？を表示している
「ゴミから考えていくと消費変わる」

田口一成さん｜ボーダレス・ジャパン
LFCコンポスト
生ゴミは90%が水分で10%が有機物
→　捨てることを減らす

末吉里花さん｜エシカル協会
ソーラーシェアリング
市民エネルギー千葉のソーラーシェアリングの紹介

耕作放棄地にソーラーパネル設置
幅狭いパネルを間隔開けて設置
スペース2、ソーラーパネル1の割合
ほとんどの野菜が普通に育つ
※光飽和点