ロッテルダム決勝後雑感

JTA広報副委員長の秋山英宏さんと共に2回目のワインdeテニストークショーvol.2を前田龍珠園様の主催で開催させて頂きました。
朝から小雨模様の東京でしたが、中には愛知県からお越しのお客様もいらっしゃったり本当にテニス愛に溢れる方々とのトークショーとアフターアワーズはテニス濃度高め(過ぎ)で時間が足りない位でした。
全豪オープンを中心とした世界のテニス話は勿論ですが、ツアーコーチを20年やってきての経験を話していく事もテニスをコートで楽しむ方にも伝わり、楽しんで頂けたのではないと感じました。
これからは東京以外でのトークショーやオンコートイベントでテニス愛好家の皆様への上達のお手伝いを出来ればと思います。ご期待下さい!

今シーズン初のATPツアー500のロッテルダムが終わり、決勝戦はオジェアリアシムとモンフィスのカードになり、モンフィスの大会初連覇でした。そしてモンフィスは2週連続優勝とキャリア初の活躍です。

モンフィスの徹底した戦略

この決勝戦でモンフィスはディフェンスにまわりました。オジェアリアシムは攻める戦略でしたが、この徹底したモンフィスのディフェンスを崩す事が出来ませんでした。個人的には攻めのパータンが足りないと感じました。第1セットが終わり、セットが変わって何をしてくるのだろう?と期待していましたが、終始同じペースで攻める形でした。モンフィスの思う壺だった様に感じました。

オジェアリアシムはトップ10に入ることは間違い無いと思っていますが、それには攻めの形をどれだけ増やしていけるのかが今後の課題では無いでしょうか。しかしそれ以外のサービスや各ショットの威力はこの年齢ではかなり完成度が高いと思います。これぞ彼の「伸び代」の部分だと思います。

そしてモンフィスにとってキャリア最高のシーズンになるのでは無いかと期待が高まります。ガスケやツォンガらが怪我の影響で満足な結果を残せていない中、彼はどこまでいくのでしょうか?





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