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羊文学 2021年3月13日 南砺市福野文化創造センターヘリオス

twitterになぐり書きした最高、好き、ヤバい、良かった、の感情の呟きに追記を少々。

1曲目、雨
イントロからいきなりテンションぶち上がる。立ち上がって体を揺らす。会場最寄りの福野駅から雨降りの中を歩いて来たせいか、ファンに向けての素敵なプレゼントに思えた。とにかく、久しぶりのライブで音を浴びることが楽しい!

2曲目のmother
ギターの音が歪んで轟音が鳴る。アルバム『POWERS』のリード曲。アルバムでは内側へ籠る轟音という印象だったけど、ライブでは、どこまでも外へ外へと、まさしく浮遊していく感じ。ライブを見ることの出来る喜びで、嬉しくて楽しいのに鳥肌立ってうっすら涙ぐむ。


この日のライブで聴けたらいいなと思っていたのが
powers。
曲自体は一昨年には出来ていたとか。塩塚さんがフェスとかで盛り上がるかなと言っていたけど、この曲は本当に楽しい。めちゃくちゃ踊れる。笑顔になれる。塩塚さんもめちゃくちゃ楽しそう。野外フェスで踊りたいな。


一転、空気が変わってgohst
塩塚さんの表情が笑顔からすっと切り替わってギターの鳴りだしでゾクゾクする。羊文学の魅力は福田くんのドラムやゆりかさんのベースとコーラス、他にも色々あるけど、塩塚さんの音楽に対峙する感というか、悲しみ悩み苦しみ楽しみ、様々な感情が瞬間瞬間変わっていく様を見るのも魅力のひとつだと思っている。一瞬で変わる空気。そこからの人間だった、ロングバージョンのイントロでまた、感情が持っていかれる。

天気予報
羊文学とのファーストコンタクトの曲。この曲と出会えなかったらこの場にはいなかったかも。間奏で轟音かます塩塚さんの笑顔は毎回素敵だと思う。


マフラー
羊文学は季節感を大切にするバンドだということを知って、だとするとそろそろマフラーを演奏するギリギリの季節だったので聴けたのが嬉しかった。
この曲もライブでのイントロはとても感傷的。


ラストは、あいまいでいいよ
これまでのライブでは、Stepや天気予報がラストになることが多かったけど、これからはこの曲に変わっていくのかな。アルバムはmotherで始まってgohstで終わるのが美しい流れだと思うけど、ライブの締めくくりには、確かにこの曲があう。笑顔で楽しく終われる。

京都から富山って少し遠いかなと思い悩んでいたけど、見に行って本当に良かったと終演後には大満足で、これまで何度か見た羊文学のライブの中でも一二を争う楽しさだった。

羊文学 3月13日
セットリスト


mother
変身

Step
powers
gohst
人間だった
砂漠のきみへ

天気予報
マフラー
あいまいでいいよ


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