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仕事で「畳み人」から学んだこと

ぼくが幻冬舎で運営するブロックチェーン専門メディア「あたらしい経済」の編集長、設楽さんが著書を出版した。著書の名前は"「畳み人」という選択 「本当にやりたいこと」ができるようになる働き方の教科書"

2年間「あたらしい経済」を共に運営してきた、ぼくの立場から、設楽さんとの思い出について、書かせてもらえればと思います。

幻冬舎に入社したきっかけ

幻冬舎へ入社したきっかけは、設楽さんがぼくを誘ってくれたからです。
その当時、ぼくは早稲田の学生(ブロガー)的なポジションで、ちょっとインフルエンサーライクな生き方をしていました。ただ少しだけ興味軸が"仮想通貨/ブロックチェーン"に絞られていたこともあり、ブログでその領域に関して、発信をし続けていました。

すると、タイミングよく幻冬舎がビットコイン系のメディアを立ち上げる企画があり、設楽さんに立ち上げの話が渡った。そのいきさつなど、なぜ設楽さんにデジタルやインターネット関連の仕事が集まるのかは、著書を読めばわかります。

そしてメンバーを集めようと考えたときに、ぼくのことが思い浮かんだそう。設楽さんとは、りょかちさんの著書「インカメ越しのネット世界 (幻冬舎plus+)」のイベントで初めて出会って、Facebookで繋がっていました。突然、メッセージが送られてきたので、何事かと思いましたが(笑)

ただ、ぼくも当時(2017年)、個人メディアでブロックチェーンや仮想通貨を発信していても、ビジネスレイヤーへは展開できないと考えていて、どこか信頼のあるメディア系の企業で働かなければだめだと、思っていました。だから、すぐさまやりますと答えたのを覚えています。

もちろん、あたらしい経済という名前も存在していない状態で、入社をしました。ちなみに、あたらしい経済のあたらしいは、当時「新しい経済」でした。しかし、字画の問題で「あたらしい」の方が良いと指摘されたことで、ひらがなに表記を変えました。

そして、4ヶ月ほどの準備期間を経て、2018年6月22日にあたらしい経済はローンチされました。それからというもの、ぼくはあたらしい経済、そしてブロックチェーン、仮想通貨業界のためになることだけを考えて生きてきたと自負しています。

畳み人、設楽さんからの指摘

ただその途中で、設楽さんにとっても有り難い指摘をしてもらったが忘れられません。それは、ぼくが仕事を完遂する癖がついていないことでした。どういうことかというと、徹底的に何かをやり切るタイプではなく、そつなくこなせるタイプで、「そのままで良いのか?」ということです。

ぼくは、社会人1年目で少し浮き足立っていたような気もします。そういう時に、設楽さんはしっかりと大切な言葉と指摘を与えてくれました。

具体的にいうと、記事の制作能力に関してです。
あきらかに、ぼくは誤字脱字が多くて、しっかりと読み込まずに記事を書き上げたつもりになっていたのです。そこを丁寧に優しく指摘してくれました。いま思い返すと、それが畳み人の力なのではないかと思います。その気づきがあったからこそ、畳む力、つまり完遂力、ぼくは英語で言うのが好きなので、エグゼキューション力の重要性を教えてもらったと思っています。

その学びから、ぼくは畳む力を「自分を後悔させない力」と定義しています。自らの行いが後悔を導くことのないように、徹底的にやり切る力、ということです。だから、毎日ド真剣に生きて、がむしゃらに頑張り続けることが大切ですよね。

少し、自分の見解も入ってしまいましたが、設楽さんが伝える畳み人のスキルとは、仕事上の「やり切る力」と言い換えてもいいのでは、ないでしょうか。ぼくは、この本を20代のサラリーマンに本当に読んで欲しいと思っています。仕事、スポーツ、恋愛、何事も基礎が大切です。その基礎となる力の鍛え方を伝えてくれています。ぼくは、とても恵まれた環境で、設楽さんから直接学べる環境ですが、本を通して、是非とも多くの人にも学んでもらいたいです。

最後に

設楽さん、改めて出版おめでとうございます。これからも「あたらしい経済」頑張っていきましょう。何卒よろしくお願いします。そして、このnoteを最後まで読んでくれて、ありがとうございます。


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