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【おススメ本】理想のチームプレーヤー

皆さん、こんにちは

偕髙塾塾長の髙橋です。

今日は面白い本に出会いましたので

おススメさせていただきたいと思います。

内容については、

如何に組織としてのパフォーマンスを向上させるかを

考える上で、非常に分かりやすく

説明してくれる本に出会いました。

コロナショックで厳しい状況の中だからこそ、

外に目を向ける前に

内部をしっかり固める機会だと思います。

現在いるメンバーをしっかり見直した上で

組織に必要で優秀な人材を

確保するチャンスでもあります。

勿論、考え方が違う組織もあると思います。

こんな組織じゃ、

イノベーションは起こらないのではかいか?

様々な意見はあると思いますが、

一度、読んでみて損は無いと思いますので

おススメさせていただきます。

『理想のチームプレーヤー

成功する組織のメンバーに欠かせない要素を知り、

成長・採用・育成に活かす方法』

(パトリック・レンシオーニ著、樋口武志訳、サンガ刊)

優れたチームプレーヤーに欠かせない要素は、

「謙虚であること」、

「ハングリーであること」、

そして

「スマートであること」

の3つである。

本書は、会社を救うために、

理想のチームプレーヤーに

必要な要素を見つけ出そうと、

必死に奔走するリーダーの物語である。

シリコンバレーの企業や

コンサルティング会社で

輝かしいキャリアを重ねてきた

主人公ジェフ・シャンリーは、

突然、伯父が経営する有名な

建設会社バレー・ビルダーズ社の

CEOに任命された。

緊急の社長交代劇と共に与えられた使命は、

会社史上最大規模の

2つのプロジェクトを成功させることだった。

ジェフは困惑しながらも、

難航するプロジェクトをやり遂げる

唯一の方法を見つけ出す。

それは、会社のメンバー全員が

「理想のチームプレーヤーになる」

という価値観を共有し、

それに向かう採用と育成の企業文化を、

早急に作り上げることだった―。


著者のパトリック・レンシオーニは、

物語で、会社に問題を引き起こす

「モンスター社員」の特性を描きながら、

「謙虚」「ハングリー」「スマート」という、

優れたチームプレーヤーに欠かせない

3つの要素を明らかにする。

物語のあとには、

実践に役立つ考え方のモデルや、

理想のチームプレーヤーを見つけ出して採用し、

育てるための実践方法がまとめられている。

会社にチームワークを

開花させるために奮闘するリーダーから、
真のチームプレーヤーの

採用を目指す人事担当者、
貴重なチームメンバーになろうと試みる

新入社員まで、
すべてのビジネスパーソンの必読書!

優れたチームプレーヤーに欠かせない要素は、
「謙虚であること」、
「ハングリーであること」、そして
「スマートであること」の3つである。

優れた「エース」が一人いる組織よりも、

各セクションが「チーム」として機能している組織の方が強い、

というのはほとんどの組織人が共感できるのではないか。

そう、仕事で大事なのは

「優秀なエース」ではなく「チームワーク」なのだ。

だからこそチームプレーができる人間かどうかが

採用活動やチーム編成できわめて重要になる。

ただ、ここで疑問があらわれる。
「チームプレーができる人間」とは

どんな人間なのだろうか。

「仕事はできるが、周りをいらだたせる人」

はどうだろう?

「周りとうまくやるが、

課されたこと以上のことはまったくやらない人」

は?そして、

どこを見れば相手の人となりがわかるのだろうか?

面接で

「あなたはチームプレーができる人ですか?」

と聞けば、嘘でも皆「YES」と答えるのに......。

● 謙虚

チームワークという文脈で言えば、

謙虚さは基本的に想像している意味に近い。

優れたチームプレーヤーには、

過剰なエゴや上下関係のこだわりがない。

周りの貢献はすぐに気づいて称え、

自分へ注目を集めることには腰が重い。

成果は分かち合い、

自分よりチームを強調し、

個人ではなく全体の成功と考える。

そのため、

謙虚さはチームプレーヤーにとって欠かせない

最大の要素であることに驚きはない。

● ハングリー

ハングリーな人は、

常にいま以上を求めている。

もっとたくさんのことをしたい。

もっと学びたい。

もっと責任を負いたい。

ハングリーな人は、

もっと働けと

マネージャーに急せき立てられる必要がない。

自分のなかに動機があり、

勤勉だからだ。

常に次のステップや次の機会のことを考えている。

そして怠け者に見られる可能性を嫌う。

● スマート

3つの美徳のうち、

一番説明が必要な美徳だ。

言葉から連想される意味とは異なるからである。

これは、知的能力を意味するものではない。

チームという文脈において、

「スマート」という言葉はシンプルに、

常識的に人と接することを指す。

相手に気を払って適切に振る舞うための

あらゆる能力が含まれている。

スマートな人はグループに起きている事態を把握し、

最も効果的な方法で周りと接する方法を知っている。

良い問いかけをし、

相手の発言に耳を傾け、

会話にしっかりと集中したままでいる。

これよりも詳細情報は

noteに記載させていただいおります。

今回の記事は無料配信となっておりますので

是非、続きをお楽しみください。

noteアドレス

以下は上記の内容の詳細となりますので

ネタばれがより多く含まれております。

■「チームプレーができる人」の3つの要素とは?

『理想のチームプレーヤー――

成功する組織のメンバーに欠かせない要素を知り、

成長・採用・育成に活かす方法』

(パトリック・レンシオーニ著、

樋口武志訳、サンガ刊)は、

ある建設会社の危機と、

それを乗り越えるまでの

取り組みを物語として書くことで、

この問いへの答えを示している。

叔父に病が発覚したことで、

急遽彼が経営していた

建設会社バレー・ビルダーズ社(VB社)の

CEOに就任することになった

ジェフ・シャンリーだったが、

就任にあたり同社の現状を知った時、

がくぜんとする。

野心的な経営者だった叔父は、

大型の案件を2件同時に受注し、

同時並行で進めようとしていた。

これは叔父自身ですら経験したことがない、

会社にとって初めての挑戦だった。

建設業界の経験が浅く、

どちらも成功させる自信がなかったジェフは、

どちらか一つに絞ることはできないのかと

叔父に問うたが、

VB社はすでに振り込まれている報酬を、

現在進行中の

プロジェクトの仕上げにつぎ込んでおり、

なおかつ契約を取り消すことで

莫大な資金を失うことがわかった。

つまり、

事態は引き返し不可能だったのだ。

ジェフは長年叔父を支えていた2人の側近――

人事のクレア・マシックと、

工事現場を統括する

ボビー・ブレディ――とともに、

難局を乗り切る方策を探る。

しかし、そもそも人が足りない。

2つの大型案件をこなすには

今の人員に加えて、

2カ月以内に

現場監督やプロジェクトマネージャー、

作業員など60人を揃える必要があった。

しかし、ここでクレアが

「60人必要なら80人採用すべき」

だと主張する。

VB者は離職率が高かったのである。

3人は、人材を採用するにあたって、

職員が離職する元凶になっている

数人の人間

(仕事はできるが愛想が悪く、

周囲の人間を不快にする現場監督、

人当たりはいいがハングリー精神に欠ける職員など)

の人となりを分析することで、

「チームプレーができる人」として

VB社が必要とする人材の特性を

・謙虚   

(誰に対しても態度が変わらず、

自分の非を認めることができる)


・スマート 

(対人関係で人に不快な思いをさせない)


・ハングリー

(仕事に熱意を持ち、

課されたこと以上のことをやる姿勢がある)

と結論づける。

ただ、これで問題が解決するわけではない。

謙虚さもスマートさもハングリーさも、

どうやって判断すればいいのだろうか?

誰だって採用面接では

好印象を持たれるように

自分を取り繕うというのに。

たとえば、

ボビーの片腕として採用しようとしていた

テッドという建築業の経験豊富な男性は、

人当りはよく仕事への熱意も伝わってくる。

ただ、謙虚さについては、

ジェフらは確信を持てずにいた。

一見すると謙虚そうに見える。

でも、

ジェフら重役相手に面接をすれば、

誰だって自分を取り繕うものだ。

何かが引っかかるジェフだったが、

そこで朝、やってきたジェフに対応した

事務職員が気になる証言をする...。

謙虚さとスマートさ、ハングリーさ。
本書では、

これをチームプレーができる人の

要件だとしている。

でも問題はその先だ。
どうやって採用候補者の中から、

その要素を見極めるのか。

どんなことを質問すればいいのか。

どこを見ればいいのか。

本書では、

その点まで踏み込んで解説していくが、

もちろんただの小説ではなく、

ビジネスの現場で使えるための

実戦的なアドバイスも紹介されている。

チームビルディングに悩む

マネジメント層や人事担当者にとっては、

学びが大きい一冊ではないだろうか。

2018年に退職後、 独立して頑張っております。 まだまだ不慣れですが 何に対しても頑張りますので 温かく見守ってくださいませ(^^)