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ようやく「Fukushima50 フクシマフィフティ」をみてきました

2020年3月6日に初公開された映画「Fukuskima50フクシマフィフティ」を先日、ようやくみることができました。公開に先駆けて福島県内で行われた試写会には、私の知人も大勢訪れ、鑑賞後に投稿した感想も多数投稿されていました。

「あのときのことが蘇ってきた」「感動した」という賞賛の言葉から「記憶を掘りおこされて辛い」というものまでさまざまでした。けれど「福島県民だからみたほうがよい」という意見が大多数だったと思います。

 なぜ今まで私がみなかったのか?

単純に「映画を鑑賞すること」が私の生活の中で日常ではなかったから。ですが原作者である門田氏の筆致の素晴らしさは「記者たちは海に向かった」(角川書店刊)で十分わかっていましたが、それでも「映画」というエンターティメントの世界に抵抗があったからです。

だから実際に作品を観ながら、どこかあら探しをしている自分がいました。

 ・俳優の言葉、変じゃね?

 ・2014年の富岡町って、こんなにきれいだったの?

などなど。ほんとに些細なことです。

けれど上映後、日が経つにつれて心の中に映画のワンシーンが蘇ってくる不思議さを味わっていました。単純なところでは携帯。夫と一緒に観たのですが「2011年はまだ、折り曲げるやつが主流だったんだね」と夫から。

そんなささやかなことから、この10年という歳月を感じる。福島県民です。

  

夫が勤務する会社の部署移動により、関東出身の私たちが2000年に福島県民になってから、いろいろなことがありました。

「誰も知る人がいない土地」だったから!

いちから学び、子ども時代に憧れていた「文章を綴る仕事」を得ることが出来ました。

震災後は、復興に向けて前を向く人たちを取材しその人たちの人生観に触れたことで、自分史という世界を知り、自分史の扉を開いた当初は「ふくしまの震災の記憶を記録として残す」ことに意義を抱いていたのですが、自分史を深く学ぶにつれて、単に記録するだけではない、自分史の奥深さを知りました。

このNOTEでは、折りにつけて感じる日常を、自分史に関連づけて綴っていきたいと思います。

一般社団法人自分史活用推進協議会
自分史活用アドバイザー
自分史活用マイスター(2016年度復興部門)
http://jibun-shi.org/advisor-members/hokkaido-tohoku/takedayoshie-2/
http://jibun-shi.org/about-advisor/jibunshi-katsuyo-meister/

~自分史でふくしまを元気に!福興自分史~
http://fukushima-jibunshi.com/
https://www.revivalwriter.jp/

~私たちのターニングポイント~『語り場プロジェクト』
https://kataribaproject.jimdofree.com/



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