実家のことを想うと･･･

昨夜（というか今朝になるけれど）遅くまで
ミステリーを読みふけっていた私。

当然眠たいのでいつまでも寝ていると、長女がスマホで
SixTONESの曲を大音量でかけながら起こしににきました。

「わーっ！！起きます！！」

長女のこの起こし方が、一番私には効果があるようです。
うるさくて寝ていられない・・・(-_- )

長女もそれが分かっているので、SixTONESの中でも元気のいい？曲を
わざわざ選んで大音量で流すのです。
まあ、いつまでも寝ている私が悪いんですけどね(^_^;)

さて、今日の「任務」は、実家に行ってマグネットを探すことと、
古い2階に上がって雨漏りの確認をすることです。

支度ができたところで長女と出発し、久しぶりに実家へ行きました。

マグネットは、昨日母からいくつか持ってきて欲しいと
頼まれていたものです。

実家の居間を見ると、案の定、私が買っていったマグネットのついた
ホワイトボードがそのまま残されていました。

そのマグネットをいくつかバッグに入れると、
懐中電灯を持って古い2階に上がっていきました。
漏電防止のため、古い2階部分は電源を切っているのです。

一番奥の部屋には窓がないため、懐中電灯がないと真っ暗です。
長女と足下に気を付けながら（段差があるので）そろりそろり
一番奥の部屋に行きました。

ここは前から雨漏りをしているため、父が生前、
たらいやらなんやら置いてありました。

何回か屋根を見てもらったこともあるようですが、
何せ古いので雨漏りは直らなかったようです。

そこで、雨がたくさん降った後は2階へ上がり、
たまった水を捨てるのが2年前からの私の仕事でした。

たらい等を見ると、水はたまっていません。
蒸発した分もあるのでしょうが、少しくらいの雨であれば
大丈夫のようです。

ほっとして土間におり、庭を眺めました。

妹が帰ってきたときに掃除や草取りをしてくれるので、
庭は思ったよりもきれいに保たれています。

庭の手前の方には、梅の花が咲いていました。
奥の方にある木には、八朔と夏みかんがたくさん実を付けています。

それらを見ると、なんともいえない気持ちになりました。
両親がこの庭を大切にしていたのを知っていたので・・・。

決して広くはないけれど、実家の庭にはいろんな植物が植わっています。

秋には柿がなりました。
お正月には、母がセンリョウを切って花びんに活けていました。
小さい池には蓮の花が咲いていました。
ツルムラサキはお味噌汁の具材になりました。
庭の片隅には、蕗や三つ葉も生えていました。
バラは次々に花を咲かせ、大きい紫陽花もありました・・・。

両親が（ご先祖様も？）愛したこの庭（家）を、
私は手放そうとしている・・・。

そう思うと、涙があふれてきます。
ですが、この家と庭を維持していくことは、私にはとてもできません。

父は養子ですが、母以上に竹田家のことを大事に考えてくれていました。
そして、私がゆくゆくは、この家に戻ってくると思っていました。

お父さん、ご先祖様、ごめんなさい・・・(>_<)

実家のことを想うと、やっぱり感傷的になりますね・・・。