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11月の夕暮れ

選挙の結果にボーッとする
もう驚かない
こういうものだ世の中は
思うようにいかないからおもしろいのだ


雨樋問題
築30年を越えるマイホームはいろいろガタが来ている。
俺の部屋の床は剥がれがちだし。
水道は漏れがちだ。
水道は直した。
最近の一番は雨樋だ。
玄関まんまえの、低いヒサシは去年直した。
土というか泥が詰まっていたのを貫通させた。
さらにその上の2階の上の高いヒサシもどうやら怪しい。
強い雨が降るとその下あたりが水浸しになり、ひどいと窓の内側が湿ったり濡れたりする。
しかしなかなかの高さだ。
あそこにいくには屋根裏の窓から這い出なくては。
そう我が家には屋根裏スペースがある。
2階の天井から、忍者屋敷みたいに急な階段があらわれてくる。
ゴンは上がらない。
うたもまだ上がったことがない。
なかなか広くて物がいくらでも置ける。
ストーブとか扇風機などの季節もの、雛人形、あとは大量のギターケースたち。
自分で買った覚えはあんまりないのになんでこんなにギターとケースがたまるんだろう?
あと過去の音源のハードディスクとか、まだ売れるのを待っている大量のCDや物販モノがある。
それだけいろいろあってもまだまだスペースはある。
この家を引っ越すときが来たらかなり面倒くさい。
話がそれた。
時を戻そう。
その屋根裏に小さな窓がある。
窓を2枚外せば、体ごと這い出ることができる。
クロールアウトユアウインドウだ。
ボブディランのなんて歌だっけ?
屋根の西側に出れるがなかなかの傾斜だ。 そして目的地は反対、東側の傾斜の先にある。
出て、ちょっと足で確かめてみたが、大丈夫そうだけど、何かのひょうしでつるりんといったらやばい感じだ。
前だったら、いっちまえ!だったが、今は体が気持ちについてこないお年頃。
落ちて近所中が大騒ぎになってもみっともない。
躊躇していたら、屋根裏にロープが転がっていた。
ちょうどいい命綱だ。
柱にくくりつけ、反対を腰に巻きつけ、
いざゆかん。
武器はバールのようなものと、ペットボトルに水。
ズボンのポケットに捩じ込んだ。

窓から這い出て、ゆっくりと足場を確かめながらまずは登る。
屋根の頂点目指して。
頂点を3メートルほど縦走する。
「岳」ではよくここで足を滑らせ、クレパスの奥深くに落ちていった。
そこから東側の斜面を下る。
登りより怖い。
ツルッとやったらまっかさまさ、違う、まっさかさか、違うな。
まっさかっさまだ。
命綱のテンションを確かめつつ、少しずつ降りる。
目的地はすぐそこだ。
屋根のギリギリまでいくことはできないので、覗き込んで見た。
草が生えている。
つまりその下に土が溜まって樋を塞いでいるのだ。
手を伸ばしてバールのようなものでつついてみる。
やはり土だ。
しかもけっこうな量だ。
曲がったところで掻き出してみるが難しい。
何度もつついて、できるだけほぐして、上から水どばー作戦しかないだろう。
ペットボトル1本2本やったくらいじゃびくともしない。
むしろ草が育ってより強く根を張ってしまったら困る。
4本目の水でようやく土が流れた。
その流れた時の感触というか音が気持ち良いかった。
ゴボゴボっガボーーっだ。
トイレの詰まりが流れた時と言ったらいいか、便秘がストーンと出た時と言ったらいいか。
いずれにしてもうんち系だ。
2階の土が1階の樋を伝って流れて、地面にどぼーんと落ちていく様をできれば映像に残しておきたかった。
アップしたら間違いなくバズっただろう。
TikTokが炎上だ。
意味は知らないけど。

改めて下から見上げてみると、うちの雨樋はかなり痛んでいる。
だいぶ汚れて禿げてるし、たわんでるとこもあるし、詰まってる場所も他にもあるだろう。
前に業者が飛び込みで来て、雨樋がどうだ、外壁がどうだと言っていたが、確かにそろそろメンテナンスが必要みたいだ。
周りの家はみんなけっこうきれいにしてるみたいだし。
命綱つけてどこまでやれるかだな。
まあまあいい年だしなあ。





たけしたち11/5


15-17リハーサル

17-SNS用撮影 

20-配信
話しながら曲を数曲演奏
テーマ
入間の借家(YouTube流せたら)
だんだん
かんとりどーろ

グッズ作り

カーフェリー

トミショーに連絡
たくおに連絡 

各会場に入り時間の連絡


かつみから電話が来た。
名古屋でブイブイやってるようだ。
「お店のキャパどんくらいすか?仲間に声かけて埋めますよ」
とのことだ。
チャラいが頼りになるやつだ。
会うのはもう3年ぶり?
「ライブ任せてください。叩くの3年ぶりですけど。ただワッツの曲もやらせてください、テンション上がるんで」
なるほど、それは大事かもしれないな。

日暮らし、ブラジャー、ウイスキー


なんかやること、考えごといっぱいあるなー。
やっぱあいつあてにすんのやめよう。

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