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ちょっと注意したいうさぎのうんこ●

うさぎの糞の形、いつも同じですか?

いつも同じまんまるのうんこしか見たことない方は素晴らしいですね。

今日はちょっと注意したい形の糞について書きます。

普通の(健康な)うんこ●

この●のようにまんまるの、しかも均一な大きさの糞は健康な証です。

さらに言えば、この●みたいに真っ黒じゃなくて、草の色が少し残る茶色の、手で潰すと崩れるくらいのうんこがベストと言われます。

注意したいうんこその1 繋がりうんこ

その1は、換毛期になめとった毛で繋がって、アクセサリーのようになったうんこ。

うさぎの糞は飲み込んだ毛を一緒に出すものですが、飲み込んだ毛の量が多いとこのように繋がります。

うっ滞(毛球症)の前兆だと考えることもできるものなので、少し大変ですが毎日、ブラッシングをすることがおすすめです。

また、お腹の中に毛が溜まっていることもあるので、予防的にラキサトーンやヘアボールリリースなどの油系で流すこともおすすめです。

注意したいうんこその2 涙型うんこ

これが出続けるときは即病院へ連れて行ってください。

うさぎの腸の中には、健康に保ってくれる細菌の集まり(細菌叢)がいるのですが、これがなんらかの影響、例えば急激な食事の変更だったり、抗生物質だったり、によって細菌叢のバランスが崩れてうさぎにとって悪い菌に置き換えられると出てきます。

放っておくと数日で命に関わることもある、要注意なうんこです。


注意したいうんこその3  柔らかうんこ


うさぎさんの糞には食べる用の糞(盲腸便)と、普通は食べないころころうんこ(硬糞)があることはうさぎと暮らしている方はご存知だと思います。

食べる用の柔らかい糞は、うさぎさんに肛門から出た瞬間に食べられるので普通落ちているのを見ることはありません。

たまに見る程度なら気にすることはありませんが、よく見るのであれば注意です。

ご飯の中の栄養が多いことが考えられます=ペレットが多い。
そのため盲腸便を食べ残しています
また、消化管内の調子が悪くて美味しくない盲腸便が作られていることも考えられます。

なので、盲腸便を食べ残す場合は今あげているペレットを少しずつ減らすことも考えましょう。


一方、柔らかいうんこが盲腸便ではなく、下痢であることもあります。

下痢と潰れた盲腸便の食べ残しを、そのものを見ただけで判断するのは難しいそうです。

見分け方としては、柔らかいうんこだけじゃなくて硬いうんこもでてるのであれば、盲腸便ぽい。

硬いうんこが出ていないのであれば下痢と考えます。

注意したいうんこその4 粘土うんこ

手で潰してみたときに、崩れるのではなく、むにゅ〜っとなるうんこ

これは緊急性があることは少ないですが、もしお家のうさぎさんがこのうんこをしているようなら食生活を見直すタイミングかも。

まだ目に見えた悪影響は起こしませんが、隠れ牧草不足の状態です。

ペレットを少しずつ減らして、牧草をたくさん食べてもらうようにしましょう

まとめ


繋がりうんこ、涙型うんこ、やわらかうんこ、粘土系うんこと4つ紹介しました。

おうちのウサギの糞はいかがでしょうか。
うんこは意外とたくさんの情報が詰まっているものです。

いずれにおいても健康うんこになってもらうためには、
良質な牧草をたくさん食べることが大切です。


番外編 変な形のうんこしか出ないうさぎ


あくまで噂ですが、変な形のうんこしか出ないうさぎもいるようです。

コンマ状の糞というか、そんなのしか出ない子。

盲腸の形に生まれつきの違いを持っていると、丸じゃないうんこが出続けることがあるらしいです。

純血系に多いのだとか。

これが健康に悪さをするのかということはよくわかりません。ということで番外編でした。





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