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台風15号の被害にあった現場のこと。
9月24日の未明、台風15号により発生した線状降水帯で、静岡市は1日に1ヶ月分の雨が降った。
現在3箇所ボランティアに参加させてもらって感じたことを書きたい。
まず、受け入れている皆さんのこと。
ボランティアの受け入れってありがたい反面、受け入れている被害を受けた方々にとってはとても負担がかかるんではないか、と感じた。
元々皆さん被害があって、断水や浸水、土砂崩れでストレスが抱えている。疲れてもいる。
だけどボランティアの方々が来てくれることで、おもてなしをしなければ、とおっしゃる方が多い。
今日地元でボランティアをした時にお話ししたこと。
「僕も今までにボランティアをしてきて、ご飯や飲み物は自己完結で、と思っていたので、みなさんの遠慮する気持ちは理解している、だけど実際受け入れる側になると、何もしない、ということが逆に辛いんだよ」
今回は特にライフラインが生きていて、買い物もできる状態、ということもあり、尚更そう感じることが多いかもしれない。
そんな時に、「ボランティアさんにこれ差し入れ」と、冷えたエネルギーチャージゼリーを持って、受け入れのご家庭を心配りしてくださった近所の方がいた。正直、すごいな、と感じた。
もし、ボランティアをすることはできないけれど、何かしたい、という方がいたらこんな形の支え方もある。ボランティアの休憩時間の差し入れを受け入れ先の方にサッと渡したり、現金でのお見舞金をお渡しする。
そんな粋な計らいも素敵だな、と思う。
反対にボランティアをする方々、ぜひ装備はしっかりとしてから、行って欲しい。
土砂の書き出しは気管支に負担がかかるし、泥は感染症の可能性がある。
手袋や撥水効果のあるパンツ、長靴、マスクは必ずつけて欲しい。
「僕は、(怪我しないから)大丈夫です」
という人もいるけど、もしボランティアさんが体調を崩したり怪我をしたりしたら、一番ショックなのは受け入れ先のご家庭なのだ。
自身を守るのはもちろん、受け入れ先の方々を守ることになるのを忘れないで、活動していきたい。
長くなりそうな今回の支援、今回2週間ほぼ休んでいないので、今週は少し身体を休めようとおもいます。受け入れ側の皆さんも、休むことも大切なので、無理をされないでくださいね。