ビジネスの提案をしてきた。

お世話になっている自販機屋の社長がいるので、(家を貸してくださっている社長さん)
その方のメリットをつくることで塾ビジネスの投資を引き出したい。
その時に、主体である僕が熱狂できるテーマであり、それに自販機屋の社長、関わる人を巻き込んで熱狂させなければならない。

そこで悩んでいた僕に、一筋の光明が差したことからこの話は始まる

自販機はまちづくりとの親和性が高いことだ。

地元、宮崎県延岡市の地域活性化事業を立ち上げている僕にとって、「まちづくり」は重大なテーマであった。

自販機×まちづくり

この企画さえできてしまえば、
自販機屋さんに新しいビジネスモデルを提案でき、他事業への投資も見込めて、さらに自分のやりたいまちづくりへの経験値も蓄積される。

これしかない。

まちづくりに関する自販機事業を
自分がインターンとして関わるまちづくり団体にプレゼンしよう!
そう決めてからはすぐ行動した。

自販機がまちづくりに役に立つとは…
防災機能?看板?寄付ボタン?
調べると色々出てくる。

このネットで得た知識と、
自販機屋さんの社長との短い時間で得た知識から、一度目のプレゼンをした。

結果は、あっけなく突き返された。
課題を端的に言うと、自販機設置者のメリットが少なく、自販機を30万(最安値)もかけて買ってくれないだろうというものだ。

それをそのまま自販機屋さんの社長に報告すると、社長は、「自販機を数台買ってもらうことに大したメリットはない。もっと将来的に継続した儲けの方が嬉しい。」と話してくれた。
つまり、目先のまとまったお金より、長い目で見た規模拡大の可能性があるモデルの方が魅力的だということだ。

ここで一つ気づき。
割と余裕のある投資家・事業家を動かすには、長期的に夢のあるモデルを確立すべし。

そこで、まちづくり×自販機を、
他地域に展開できる新しいモデルとして、
運営料を自販機屋さんに月額で支払う仕組みをつくりあげること(リース型)だ。

そこで今回のプレゼンに至る。

今日までにあれこれ可能性を考えた。

自販機を単なる飲料を売る媒体にするのではなく、付加価値をつけることで
新しいモデルをつくりあげることだ。
それも、今まで自販機屋さんが考えもしなかったことで。

そこで、自販機の要素を因数分解して考えた。

自販機=外部デザイン×商品内容×見本缶デザイン×添付シール×音声機能×寄付ボタン

これらの自販機の構成要素となりうるものを抽出し、そこにひと手間を加えることで付加価値をつけるということだ。

そこで3つの案を考えた。

①券売自販機
お店では、券売機能が主流になりつつある業態が多い。自販機の、売れた商品を記録するという特性を活かして、自販機にレジ機能を果たしてもらうというものだ。その時、見本缶は、ハンバーグ定食、のようなメニューにして、目を引く。飲料は無料でついてくる。

②まちのこえ自販機
自販機に音声機能がつけられるため、まちの人の、まちを思う気持ちをWebで募集し、購入時に流れるようにする、というものだ。まちの好きなところや、誰かへの応援メッセージを声として集められる。

③まちのマップ自販機
自販機の見本缶は広告になるのでは?という仮説から、各店舗

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