一軒家に住まわせていただいた大学生活/自販機販売サイト運営を任せてくださったり、事業プレゼンでお世話になった自販機屋さんの社長の浅賀さんに3年半ぶりにお会いした

名古屋でお世話になった方々にお会いする旅

２日目にお会いしたのが
自販機屋さんの社長の
浅賀さん。

浅賀さんは
まさに職人気質という感じの方で、
SNSもされてないので
なかなか出会える方ではないですが、

事業に対して
ほんとに鋭い目をもって
いつも５手先ぐらいを見て
起業を志す僕にたくさんのことを
諭してくださいました。

当時、僕がヒッチハイクで宮崎に帰るときに
一宮駅で乗せてくださった方が
たまたま色んな企業の
社長のお手伝いをされている方で、
その方にご紹介いただいたのが出会いでした。

6、7畳の家に家賃6万円を
払っているのが嫌になって
家を解約して
ネットカフェで生活してたような
意味不明だった僕に、
昔住んでいた2階建ての一軒家を
「新しい事業をするなら」
って形で住まわせてくださって、

そこでシェアスペースを始めたり、
新しい事業のプレゼンをして
投資のお願いをしては
甘い部分を突き返されるという
100本ノックで浅賀さんには
かなり鍛えていただきました。

浅賀さんとお会いして
まず、今、自販機事業が
かなり拡大していて
めちゃくちゃびっくりしました😳

お話を聞いて何十分も
新しい案件や事業拡大の話が
止まらなくて、

自販機の業界自体は
大手機械メーカーの2社
富士電機さんとサンデーさんが
機器の金額を4年連続で上げ続けていて、
物販機や飲料機まで
大手が撤退している状況。

衰退産業かと思いきや
コロナの関係で
物販機の需要が高まっているらしく、
自販機の「無人で24時間稼働してくれる」
って側面が人件費削減や
リアル、ネット販売に次ぐ
第３の販売方法として
いま声がたくさんかかるとのことでした。

例えば
パン屋さんが営業時間が
終わりに近づいたら
セールで売り捌いていたのが、
自販機を導入することで
営業時間は定価で売って
営業時間後に自販機に商品を入れて
深夜帯まで売れ続ける、
みたいな成功例がたくさん出ているみたいです。

そこで整備や機器のメンテナンスができる
「中古機に強い」浅賀さんの会社が
個人にも企業にも他社より安く導入しているようで、
導入後の回収、それをまた売るといった
自動車のディーラーのような役回りを果たしてました。

新機も交えて
九十九里浜の冷凍自販機、
横浜の駅にずらっと並ぶ物販機、
豊川稲荷のお守り自販機など、
手広くされていて、

一番驚いたのが、
🇨🇳中国からの大規模受注の話を進めていたこと。

まず物販機の需要の高まりを予測して
大量に発注できる中国に目をつけて
コロナ期間中に黙々と中国語を自分で勉強🗣️

案の定、需要の波が来たことで
実際に中国に出向いて
日本に2社しかない自販機メーカーの
さらに倍以上を1社で作っているような
中国最大の自販機メーカーのTCNなど含む、
中国の企業、十数社と交渉しているとのことでした。

54歳にして
通訳じゃ伝わりづらいニュアンスがあるから
自分で覚えた方が早いと
中国語を独学で勉強されてるバイタリティと
枠に捉われない感じ。
めちゃくちゃ刺激を受けました😅

そんな浅賀さんに、
自分も以前では形にならなかったものも
今では形にできてきていること、
そんな成長をお見せできて、
それを喜んでもらえたり、
過去を振り返って
あのとき感じていたことを
伝えられたのが本当に僕にとって大きかったです。

過去の事業プレゼンでは、
はじめる前から情報を入れることばかりに時間を割いて
失敗しないために小さく小さくビジネスを発想していた自分が、
枠に捉われないチャレンジングな思想を持つことを学びました。

チャレンジに際して立ちはだかる難題に対して、
できないとか、すぐにやめるとかじゃなくて
「どうやったらできるか」
を固定概念にとらわれず柔軟に発想をすること。
そしてそれをやり切る実行力をつけること。

「あの時はすべてを見させてもらっていた。
だから答えを簡単には与えなかったし、
厳しいと思われることも多かったと思う。
今でもすべては伝えられないけど、
人の言うことをやるだけじゃなくて
自分で考えて自分の良さを伸ばしていって欲しいと思ってる」

そんな浅賀さんなりの優しさに
当時は甘えていた自分も、
これからは事業の話で新たに関われたり、
力になれることがあれば貢献できると
本当に嬉しいです。
そんな実行力のある男になりたいと
心から思いました。

事業の柱を3つ持つこと、
それぞれが時期によってふるわないときに
お互いに補填し合えると良い、
これもポロッとおっしゃってたので
柱となる事業を3つ持つことも
課題の1つになりました。
がんばるぞー!!!