【リアル謎解きゲームブック】わたしたちの脱出 あとがき
こちらは「リアル謎解きゲームブック: わたしたちの脱出」のあとがきになります。
未プレイの方は是非お試しください！
ここでは、本作について以下の3点を書いていきたいと思います。
①作品概要
暗闇の一室に連れてこられた複数の男女。
お互いの顔すら見えず、様子を伺っています。
彼らは知る由もありませんが、この真っ暗闇の部屋から脱出する方法はただ一つ。
彼らの会話を踏まえて、あなたが最後の質問に答えることです。
お、どうやら、誰か動き出したようですね。
様子を見てみましょう。
脱出方法である最後の質問は、作中の最後に記しています。
②本作で検証したかったチャンレンジ
もともとは、円城塔さんの「道化師の蝶」を読んだのがきっかけでした。
文法がだんだん消えていく話や、文法が新たに加わっていく話を書いた。男だと思っていたのが女であって、実はやっぱり男であったとか、「わたし」の語が登場するたび、いちいち違う人間であるような話を書いた。（p.182）
日本語の面白さの一つとして「多様な一人称」と「主語を省略しても文が成立する」点があると思っています。その面白さをできるだけ活かせるように、本作を作成してみました。
まだお試しでない方は、まずはぜひご確認ください！
ここからは上記の検証結果を書いていきたいと思います。
「ネタバレ」を記載するため有料とさせて頂きます。
もしご興味あればご覧ください。
③検証結果と作者あとがき（ネタバレあり）
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