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子供のアイデアとクリエイターの表現力を掛け合わせるとどうなるか?

みなさん。はじめまして。タケボンと申します。
自称ヒラメキクリエイターとして、プロダクトやら、イラストやら、マーケティング、企画など色々やっています。

僕は小3男子と小4女子の子供たちから、
子供のアイデアやクリエイティビティーは無限大!ということを日々実感しているのですが、その事を伝えたくてこのnoteを始めました。

◆実験の目的と背景=仮説


Adobeが実施したZ世代の創造性に関する調査では、クリエイティビティーがあると答えたZ世代の子供達は8%しかないという事実があります。その要因には、現代の教育、親子の関係、社会と接する機会などが関係していますが、子供の発想力を十分に発揮出来る環境があると、未来の次世代の働き方が180度変わるはずだと思っています。子供達とクリエイターが繋がり、子供達が自ら考えたアイデアや表現をクリエイターからの称賛を得ながら、社会との接続スイッチとなるプラットフォームが出来たら、子供達の意識も日本社会の、親の意識も変わっていけるのではないだろうか?
そんな実証実験をしたい!という提案をLancersの新しい働き方LABの研究員へ応募したら、合格通知が来ました!

https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

◆検証したいこと=やりたいこと

周囲の子供達のアイデアをLancersのクリエイターが具体化して、クリエイティブディレクションは子供主体で、クリエイターは子供のディレクションに基づき作品を作ります。子供の発想を元にしたプロダクトアイデアやキャラクターデザインをクラウドサイト上に公開し、どれだけ反響があったか、PV数、各作品への問い合わせ数等を定量評価します。

作品に対してどう感じたか?どのような応用が出来るか?など質問を行いながら、定性評価も同時に行う感じで考えています。企業や世界の子供やクリエイターとのマッチングプラットフォームを目指していきたいと思っています。子供たちが学校の中だけで閉塞的にならないよう、いろんな世界を安心安全を担保しながら、自由な創造の羽で泳ぎまわって欲しい。そんな願いも込めつつ、小さく緩く、共感してくれるクリエイター仲間を集って、子供たちもクリエイターもお互いに新たな発見の旅に出る。そんなストーリーを漠然とですが描いています。

◆Takebonの実験例

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これは小4女子のAINAが描いた絵です。学校の作品展で描きました。そしたら先生からちょっとこれやり過ぎでしょと注意が入りました。

BURIKOという名前は下品だから、名前を変えたらどう?と言われました。
ピリリンコにしたらどう?
え?なんで?
AINAちゃんのブリコの方が面白いのに。
色使いも暗い色は使わない。明るい色だけで。
指定がありました。

このやりとりを聞いて僕はモヤモヤしました。子供の自由な発想をなんで大人都合で縛らなきゃいけないんだろう。きれいな絵として仕上げて作品公開したいという先生の考えも分からなくないですが、まずは子供の発想力を伸ばすファシリテーションやコーチングをして欲しかった。

なので...
クリエイター魂に火が付き、AINAをディレクターにして、Takebonがモデラーとしてキャラクター制作実験を開始。

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スケッチをみながらこんなキャラクターを制作。

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目周りのまつげ、鼻毛も忠実に再現。

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カラバリも作成。ガチャガチャにしたら売れそう!と家族で盛り上がるも、AINAは冷静でした。色使いがおかしいと。クリアバージョンもゴールドバージョンも下品過ぎると...

スミマセン

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AINAのカラーディレクションが入るとこんな感じ。
色使いはう●ちでも可愛い感じの明るめのパステルトーンで統一。
文字もあまり強調しすぎないようにバランスを取り、背景色とキャラの色が被らないように色の組み合わせも丁寧にチョイス。

さすが...Takebonはいつもカラバリで悩みますが、ズバズバ決めて行くAINA。

こんな感じでクリエイターと子供のマッチングを行い、相乗効果で新たな表現を産み出して行きたいと考えています。

◆活動の概要 

Creativekidsプロジェクトとして2年前から子供達の創造性に関してブログ発信を続けてきました。クリエイターだからこそ、子供達の目の付け所や表現力や、創造性を爆発させるモチベーションやエネルギーに感動を覚え、その感覚、共感して貰える人はいるのだろうか?という疑問もありつつ、発信をしてきました。

子供達がやりたい!と思っていることを大人が全力でサポートして実現させてあげたい。
https://takebonstudio.jimdo.com/kidssupport/

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◆実験の測定方法=定量的な評価方法

作品の公開に対するPV数、問い合わせ数、クリエイターとのマッチング数などを定量化しながら、進捗確認しつつ、子供のクリエイティブパワーに寄り添いながら、楽しんでいこうと思っています。

◆スケジュール

5~6月 子供集める&クリエイターサーチ
7~8月 マッチング
9~10月 作品制作
11月 クラウド公開サイトオープン

SNSで発信したい
ブログやnoteで定期的に情報発信
研究員コミュニティ内で伝えたい
研究員コミュニティ内イベントがあれば発表してみたい
勤務先でも発表したい

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