以前も、こうしたテーマについてお伝えしたことがあるのですが、改めてみなさんにお伝えしたいと思います。 私たちは目の前のタスク(課題)に向き合うとき、3つのゾーンのいずれかに身をおくことになるそうです。 1つは、コンフォートゾーン いつもの仕事をまったり、ほんわかこなすゾーンです。 2つ目は、ストレッチゾーン 適度な背伸びを要求され、能力が伸びていくゾーンです。 3つ目は、パニックゾーン 無茶振りの仕事で、精神的な負担が大きいゾーンです。 この3つのゾーンの中で、最も成
改めて春先に感じるのは「1円を稼ぐ大変さ」です。 みなさんにも想像してみて欲しいのですが、誰かに商品を売って「1円」でも稼ぐ方法、それも継続的に取り組み、自らの生活を立てる方法、さらにいえば社会的な責任を負いながら、関わる従業員の生活も保証すること。 みなさんのいま現在のスキルで、これらが達成できそうなものは何か想像できるでしょうか? 私も、社会人経験者ですが、自らのスキルでお金に換えられそうなものといえば、非常に限られます。 誰かからお金を得るというのは非常に簡単そうで(
世の中には、本当にいろいろな仕事があります。 収入ややりがい、労力などの観点からみて「魅力のある仕事」もあれば「魅力に欠ける仕事」があるのも事実だと思います。 そんな中、せっかく仕事をするのなら、「いい仕事」をしたいものです。 でも、この「いい仕事」というのは、「いい仕事」をしなければそれにアクセスできません。 言い換えるなら、「いい仕事」ができない人は「いい仕事」に携われないということです。 なんだか無限ループにはまるようで、わけが分からなくなりそうですが… どんな仕
標題にある、「5つ教えて3つ褒め、2つ叱る」というのは、あの二宮金次郎として有名な、二宮尊徳の言葉です。 二宮尊徳は、人材育成について、標題のように語ったそうです。 それは、人材育成においてのコツでした。 教えたことについて、できないことを叱るばかりではなく、褒める点を見つける。 また、ただ褒めるだけでなく、至らない点も指摘する。 そうすることで、褒められる価値と学ぶ価値を学べるというのです。 私たちも生徒たちと関わるときに、認める点を探し、評価の声掛けを今後も充実させて
「隣の芝生」という言葉はよく耳にしますよね。 自分が直接体験していないものは、よく映ることの例えですが、今回ご紹介したいのはそれではありません。 これから、ビジネス社会を生き抜いていくにあたり、会社として優秀な人材が必要ということは言うまでもありません。 特にこれから、私たちの会社が独自のビジネスモデルを貫き、勝利を勝ち取るためには、みなさんの成長は欠かせません。 ところが、成長しなければいけないのは、もちろん会社の都合だけではありません。 優秀な人材であることは、自分の
みなさんは、糸井重里さんをご存知でしょうか? 日本を代表するコピーライターで、「もののけ姫」のコピーなどで有名です。 いまは、「ほぼ日」という会社を経営しており、WEBメディアの運営や物販を行っています。 先日東証に上場したことでも話題を集めました。 そんな糸井重里さんが、社内に向けてよく言う言葉で「2番を歌うな」というものがあるそうです。 面白いお話だと思ったので、みなさんにもご紹介したいと思います。 2番とは、歌の2番のことです。 私たちは、1番を歌い終われば、次は
日々、私たちは様々な人や情報に触れ、新しい考えに触れることもたくさんあるでしょう。 さらに言えば、いろいろな人から助言や評価を受けることもありますよね。 そんなとき、改めて1つ意識してみて欲しいことがあります。 私たちは、自分の価値観や考えを持っています。 その価値観や考えは、いずれもその人らしさを作る非常に大切なものです。 しかし、一方でキャリアを開発していく上で、その自分らしさは足かせになることもあるといいます。 私たちは、学ぶとき、人から助言を受けるとき、新しい挑戦
みなさんは、LCCという言葉をご存知ですよね。 LCCとは、Low Cost Careerの略で、格安航空会社を指す言葉です。 日本では、Peachやバニラエアなどが有名ですよね。 数年前LCC元年と言われ、日本でも急速に普及しました。 そのLCCの元祖とも言えるのが、サウスウエスト航空です。 サウスウエスト航空は、これまでの常識を壊す独自の経営で、LCCのとして確固たる地位を築きました。 低価格といえば、多くの従業員も安い給与でこき使われているのでは…? と想像してし
2007年に日本で生まれた子どもの約50%は107歳まで生きるようになる。 という仮説をご存知でしょうか? 医療の発展や、社会の安定に伴い、長寿命化はどんどん進み、ここ15年だけ見ても約3歳分も長寿命化しているというから驚きです。 そんな中、問題視されているのが、「いつまで、どのように働くか」ということです。 キャリア開発について研究している東京大学の中原淳准教授は、これまではキャリアは登山だったと話しています。 キャリアのピークに向かって、どのようにすれば望ましいキャ
みなさんは、「変なホテル」というホテルをご存知でしょうか? このホテル、何が変かというと、フロントやクロークなどのホテル運営業務をロボットが担当している点です。 それまで、経営難だったホテルを、旅行会社であるH.I.S.が運営し、注目を集めています。 ロボットが接客するという変なホテルは、当初30人いた従業員数をロボットに置き換え、5人まで削減することに成功しました。 これにより、人件費を大幅に圧縮でき、いまではロボットの接客を体験してみたいとそれ目当てで宿泊する客も増えて
今日は、100円均一ショップの「ダイソー」を経営する大創産業についてのテーマです。 創業者の矢野さんは、自身のキャリアの中で大変苦労されており、日雇い労働で日銭を稼ぎ、1日1日暮らしていくのがやっとという生活をされていたそうです。 最初に経営していた会社は、兄から現在の価値で約1億円を工面してもらうも、倒産。 その後、いくつか会社に就職するも長続きせず… そんな中、移動販売の様子を見て、移動販売を行う会社を起業。 しかし、自宅兼店舗は放火により全焼。 焼け残った商品を売
非常に有名な話ですが、改めて主体性を考える上で、少し紹介したい話があります。 仕掛け人が、てんかんの発作に見舞われたフリをし、同席する被験者がどのように対応するかを検証する実験があります。 てんかんの発作は、命の危険もありますから、早急に救急車を手配する必要があります。 被験者が1人のときは8割以上が通報するのに対し、被験者が5人以上のときには3割しか通報しないそうです。 人が多くなれば、より動けそうなものですし、成果も出せそうなものですが、実際はそうではないようです。
みなさんは、「フォーディズム」という言葉をご存知でしょうか。 「フォーディズム」とは、あの自動車メーカー、フォードで大事にされている価値観です。 どんな価値観か紹介すると… ・大衆へのサービス精神 相手にするのは一部に限られる富裕層ではなく、一般的な大衆であること。 ・利潤動機よりも賃金動機 企業として儲けることよりも、従業員により多くの報酬を支払うということを主たる動機とすること。 この2点が、経営に重要な要素だとされ、いまに受け継がれているそうです。 一般的に後発の
今日のテーマは「基本」です。 こうしたテーマや、これからお伝えする内容は、これまでも繰り返しお伝えしてきたことです。 しかし、また「基本ができていない」と感じる機会があり、またみなさんにお伝えできればと思っています。 私たちのサービスの中でも、これまで様々な改良・変更を日常的に行ってきました。 その中で、私たち経営メンバーの怠慢でみなさんにご迷惑をお掛けしている部分や、さらに改善・徹底が必要なこともたくさんあります。 そうした問題は、私たちのような小規模事業者には付き物だと
3月に入り、入試があることや春期講習の準備で慌ただしく、みなさんのたくさんのご協力の上で事業が成り立っていると改めて感じています。 日頃より、本当にご協力ありがとうございます。 さて、そんな忙しさの中、(もう快方に向かっていますが)風邪を引き鼻水&咳と戦いながら仕事をしている今日この頃です… こうして体調を崩すときや、どうも気乗りしないとき、非常に後悔することがあります。 それは、無理しすぎたなぁ…ということです。 私たちの日常は、きっと100M走のような短距離ではなく
以前からこうした機会の中で、「安定」に関する考え方について紹介していますが、 今日もそんな「安定」についてもう少し考えたいと思います。 さて、「安定」と聞けば、どんなイメージを持つでしょうか。 公務員、大企業… おそらく、多くの人が同じイメージを抱いていると思います。 しかし、本当の安定は、「会社が潰れても、すぐに転職できる人」。 仕事の出来は多くの場合、所属している会社が一方的に評価するものでしょう。 でも、そんな属している会社だけからの評価を鵜呑みにしていてはいけま