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JC論:価値観が合わない人との付き合い方

JCメンバーになるにはには20歳から40歳まで、年会費が払えること、スポンサー2人がいることの3つにほとんど条件がないので、実に多様な人々がいます。あなたがどのような価値観を持っていても、当然価値観が合わない人も多くいると思います。ハラスメントは当然あってはならないことですが、本来意見がぶつかり合うことは決して悪いことではありません。

とはいえ、価値観が合わない人とJC活動を行うことは、時として大変不快でJCを続けるのも嫌になることがあります。

とりあえず深呼吸しよう

まずJCは単年度制です。

どんなに嫌な人とも付き合う期間は1年間です。それ以上は、深く付き合うことはまずありません。1年間のうち本当にやり取りが必要なのも、ほんの数か月です。どんなに嫌でもたったそれだけやり過ごせば、それで自然と離れることができます。まずそのことを認識してください。

落ち着いたら、少し考えてもらいたいと思います。

実は価値観が合わない人との出会いは、JCにおける貴重な成長の機会の一つなのです。

なぜ価値観が合わない人と付き合うことが重要なのか

あなたはなぜJCメンバーなのでしょうか?
JCの使命は「より良い変化をもたらす力を青年に与えるために 発展・成長の機会を提供すること」です。家庭であれ、起業であれ、社会であれ何かを変える上で最も障害になるのが、価値観が合わない人です

価値観が合えば、条件さえ整えば変化に対しても理解を得ることができるでしょうが、価値観が合わなければ条件が整っても変化に対する理解を得ることは難しいものです。例えば、憲法改正のような話は変えるべきと考える価値観を持つ人と、変えるべきでないという価値観を持つ人のぶつかり合いになっているため、日本を囲む条件が変わってもそう簡単に全員の理解を得ることが難しくなっています。

しかし、価値観の違いを乗り越えなければ、物事を変えていくことはできません。ある条件でどの選択肢が正解かは、一定の勉強をすれば子供でも分かります。しかし、世界には様々な価値観を持つ人がいて、その価値観を超えて変化を生み出すという行為は、価値観の違いを知らない子供には難しいものです。

これから社会を変えていく青年として、JCでの価値観の違う人との出会いは非常に重要なのです。大切なことは、自分の価値観を知り、価値観の違いを見つけ、その原因を理解し、信頼関係を築いていくことです。

続く

価値観の違いを成長の機会とするには





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