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JC論:JCは衰退しているか?

近年会員数が全体で減少していることから、JCの衰退が噂されています。本当にそうなのでしょうか?

衰退しているのは若者


2000年から2019年の約20年間で20歳から39歳の人口は、なんと800万人減少し、人口に占める割合は28%から21%に減少しています。減少率も5年ごとに見ると、2010年から2015年にかけてたった5年間で11.7%も減っています。日本では若者自体が相当衰退していると言えそうです。

JCはどうなの?

では今度はJCの人数を見るとどうでしょうか?確かにに、2000年から2019年にかけて、会員数は約3/5になっています。しかし、ここで重要なのが人口1万人あたりどれぐらいJCがいるのか、というところです。2000年には20歳から39歳の1万人あたり15.6人がJCでした。それが2010年には11.1人に減りました。しかし、2019年でも11.1人のままとなっています。

つまり、JCが人口に対して衰退したのは2000年代であり、2010年代に入ると衰退は止まっているということが言えます。さらに、女性会員数で見ると確実に人数的にも割合的にも増加しています。



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