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JC論:出向の機会

JCでは8月以降は次年度の話が出てきますが、同時に話題になるのが日本青年会議所の本会・協議会への出向です。LOMでさえ十分にできていないのに出向なんて、、、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。出向は青年会議所の重要な機会の一つであり、得られるものの本質はそう変わりませんが、あなたのJC経験を大きく変えるものです。経験に関わらず機会があればチャレンジして損はありません。

では、何が変わるのでしょうか。

人間関係が変わる

LOMでの人間関係は素晴らしいものですが、よほど大きなLOMでなければ一緒に活動するメンバーは限られたものになります。また同じ地域で、同じLOMであれば考え方もどうしても似通ってきます。しかし、出向すれば別の地域の、大小さまざまなLOMのメンバーとの出会いが生まれます。これまでと全く違った人間関係を築くことができます。

出向すればLOMの狭くて深い人間関係から、広く浅い人間関係を築くことができます。一緒に活動できる期間は1年と限られていますが、その中で一生の友達を見つけることも可能です。せっかく青年会議所という日本中・世界中に広がる巨大なネットワークに入ったのですから、新しい人間関係を見つけることは自分の可能性を大きく広げてくれます。

スピード感が変わる

日本青年会議所は、本会であれ協議会であれ対象とするエリアが広いにもかかわらず、活動期間はLOMよりも短いものになっています。また、委員会の開催やイベントなども距離的な制約から回数は限られています。ですから、運動や事業のスピードはLOMよりもずっと速いものになります。

広いエリアで限られたリソースではあっても、ネットワークと出向者の能力を生かしあっという間に大きな運動を作ったり、事業を成し遂げていく。このスピード感を体験することは、青年会議所の活動だけでなく、ビジネスにもきっと活かせるるものになるでしょう。

視点が変わる

あなたがこれまでどんなキャリアを積んできたとしても、あなたの想像もつかないような人生を送ってきたメンバーがおり、あなたの想像していなかったものの考え方や体験があります。20代30代は、まだ自分の考え方を決定づけてしまってよい年齢ではありません。物心ついてからほんの10年~15年程度で作り上げられた考え方に縛られて、その後の40年、50年という間本当に活躍していけるでしょうか?

社会に出てある程度活躍し、自分の芯ができてきたときだからこそ、新しい視点が必要です。これまであったことのない人との出会い、行ったことのないところへの訪問、触れたことのない考え方、やったことのない体験などなど、これまでになかったことが出向には必ずあります。それはきっとあなたに新しい視点をもたらしてくれるでしょう。LOMだけに縛られて、そんな機会を逃してしまったとしたら、もったいないと思いませんか?

自分を変えるためのチャレンジ

出向は自分を変えるためのチャレンジであり、自分への投資です。ちょっと背伸びをして冒険してみる、そんな体験を仲間と共にしてみませんか?

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