失敗なら反則。成功なら技術。
ウェイトリフティングの試合で
成功したけど今のはオシュレーション(故意にバーベルを振動させて挙げる反則)だ!!
成功したけど今のはプレスアウト(キャッチで曲がってしまう反則)だ!!
とかってよく聞く話。
成功したけど反則だよ!
と言う人達。
これに思うところがあるのだけど。まあ結論からいうと題名の通り
失敗なら反則。成功なら技術。
なんですよ。
例えば、ニータッチ(肘が膝に付く反則)でクリーン立ってきても切り返しが早すぎて審判に白を押す隙を与えていないんです。
僕の場合だと2017年の国体CJ184kgで二段ディップ(反則)をしてしまったけど赤は付かなかった。みんなにあれは失敗だったね!って言われたけど。
赤を付けさせないかったのだからこの成功は覆らない事実であり技術である。
故意ではなく自然に出た技術である。練習中、限界重量で追い込んでいる時に新たな技術が生まれるのと同じで自然と身体が効率を求めて動いてしまっている。
それと良くあるのが、新記録挑戦時に反則動作があっても成功になる確率が高いということだ。審判もなるべく成功にして新記録を樹立して欲しいという気持ちが読み取れる。平等ではないが、審判を平等ではいられない感情にさせている選手の勝ち。審判も赤を押せない。
そして、それを選手に伝えてもしょうがない。そんなものは本人が一番わかっていてジャッジするのは他人。
技術と感情を動かす力で勝ちを引き寄せよう。
さっ!
明日も一生懸命いこう。おやすみ。
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