【蓮ノ空舞台巡礼】点と点を繋ぎ、線と線を重ねて。〜彼女たちの足跡を辿って〜
「点と点を繋ぎ、線と線を重ねて」
カッコつけたタイトルとなってしまいました。
ただ別にカッコつけたいわけではなく、
「彼女たちの足跡を辿って」
とあるように、舞台・モデルとなった個々のスポット(=点)のみならず、そこに至るまでに彼女たちが歩いた/通ったであろう道のりを、
ここで、いつ、どんな、誰と——
と思いを馳せ実際にその足跡を辿る(=線を引く)
そして線が重なることで、時には点としては記されていないくても、その重なった線上に新しい点を見出すことも出来る。
舞台巡礼全ての時間で、
蓮ノ空を、そして金沢をより深く楽しめるのではないか。
そんな思いをタイトルに込めました。
それっぽく書きましたが、
要はソロでも仲間内でも、
「ここの道絶対歩いてる!」
「この店絶対梢センパイ紅茶飲みに来てる!」
「このパンケーキるりめぐで食べてるだろ……」
と妄想想像を膨らませるのも、
舞台巡礼の醍醐味なのではないでしょうか。
本投稿はそんなテーマをもとにした、
蓮ノ空舞台巡礼の紀行です🪷
この投稿は下記合計3回の金沢への舞台巡礼を基にしています。また今回は特に花帆ちゃんにまつわるスポット及び道中にフォーカスしています。
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・2023 10/7(土)-10/8(日)
・2024 1/6(土)-1/7(日)
・2024 4/14(日)-4/15(月)
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※本投稿内の写真は全て自分で撮影したものになります。
🪷はじめに
さて、
まずはじめに上記のタイトルについてもう少し触れさせてください。
(飛ばしても大丈夫です)
舞台巡礼ですが、
遠方からの巡礼となると時間も限られているため、どうしても舞台やモデルとなったスポットを回ることに躍起になってしまいがちで、ヘトヘトになってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
かくいう僕もその一人で、当初スポットを回ることでいっぱいいっぱいでした。
そんな中金沢駅からバスに揺られていると、
ふと1つの考えが浮かびました。
「茶屋街とか近江町市場とか香林坊とか、絶対花帆ちゃん達このバス乗ってるのでは?!」
そうするとバスの車窓から見える景色が、
「ここのお店見てるのかな?」
「花帆ちゃんも急いで210円出してるのかな、、、」
などなど途端に華やかなものになりました。
それぞれのスポットを「回収」するのではなくその道中も合わせて一つの流れとして楽しむ。
個々の舞台やモデルとなったスポットは勿論、
そこに至る道中や時間さえも舞台巡礼と言って差し支えないのではないか。
この金沢という土地自体が舞台なんだ。
(思えば当たり前のことだったんですが)
そう、思いました。
以降、舞台巡礼がさらに楽しく、そして彼女たちをより身近に感じ、この紀行を書こうと思った次第です。
これを見てくださった方の今後の舞台巡礼が、
少しでも華やかで、より彼女たちを身近に感じる一助となれば幸いです🪷
⚫︎長野駅~金沢駅
ということで、
まずこの紀行のスタートは長野駅です💐
金沢じゃないんかい!とは自分でも思いますが、ちゃんと理由があります。
というのも、
「りんく!らいふ!ラブライブ!」103期第43話にて、長野に帰省した花帆ちゃんと迎えにきた妹達(と送迎のお母さん)が描かれていますが、あの背景のビルやロータリーの屋根の形状から恐らく舞台は長野駅善光寺口と思われます。絶対そうです。いやここではそういうことにさせてください。(一応長野県居住経験があるので……⛰️)
とすると長野から金沢へ向かう際も長野駅から新幹線を使っていることになります。
そこで花帆ちゃんが入学前、また夏休みやお正月の帰省から金沢へ戻る際に目にしている景色を実際に目にしたいなと思いました。
長野を出てからしばらくは田舎の景色になりますが、既に僕のワクワクは止まりません。
勿論このワクワクは舞台巡礼へのものですが、
きっと花帆ちゃんが抱いたであろう新生活へのワクワク、もしくは帰省から戻る際の早く皆に会いたい! といったワクワクをより身近にイメージすることが出来ました。
しばらくすると金沢駅を紹介する車内アナウンスが流れ、少しするとトンネルを抜けて金沢市街に入っていきます。
やがて建物を縫うように金沢市街中心へ進み、遠くに高層マンションなどが見えてきたかと思えば、近代的な駅ホームが出迎えてくれて無事金沢到着です。
なるほどどうして中々都会に見えるの……かも
そうして金沢駅兼六園口から外に出ると、
「もてなしドーム」と「鼓門」が目の前に広がります。
きっと、これからの華やかな高校生活に花帆ちゃんも胸躍らせたに違いありません。(その後の展開は皆さんもご存知の通り)
もし北陸新幹線で金沢に向かう際には、たまに車窓を眺めつつ思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。ただでさえワクワクの時間が、さらに楽しい時間になるのではないかと思います。
ちなみに今回僕は「はくたか」に乗りましたが多分花帆ちゃんは「かがやき」に乗っていると思います。多分。
⚫︎オヨヨ書林 せせらぎ通り店
続いては、
花帆ちゃんが配信でさやかちゃんの紹介で一緒にお出かけしたと話していた古本屋さんです。
2023/9/7配信With×Meets
「本のお話がした~い!」27:30~
※店内は撮影NGのため写真はありません。
店内に入り両側の棚に目をやりつつ奥の小さな段差を上がると大量の古本が広がっています。
ファンタジーや児童文学の棚もあり、花帆ちゃんも目を輝かせていたのかも。ジャケ買いするとのことなので、帰り道は「お、重い……」となってそう。
お店は最寄りバス停間のちょうど間ぐらいにあるので少し歩きます。
バス停からは近江町市場方面から見て大通りを中央観光案内所がある建物で右に曲がり緩い坂を下っていきます。
帰り道もこの道を通るわけですが、
さやかちゃんはそれはもうタジタジになっていたのではないでしょうか。
なにせ上記の「本のお話がした~い!」はソロにも関わらず配信時間が怒涛の約39分(実時間でも約35分)のノンストップマシンガントークで花帆ちゃんが大好きな本について喋り通した伝説回。
あの配信に負けず劣らずのマシンガントークが炸裂していてもおかしくありません。
でも楽しそうに本についてお話する花帆ちゃんを見て微笑むさやかちゃんも(割愛)
なお「せせらぎ通り店」は2024年2月末をもって閉店されています。
「新竪町店」さんは営業されているので店舗に行く際は「新竪町店」さんへ。
こちらもバスを使えばそこまで時間もかからないため、こちらのお店にさやかちゃんが連れていったことも考えられますね。
もしくは今後「読書のこと好き好きシスターズ」でお出かけするかも知れません(!!!)
また2024/4/15時点で居抜きで「能登ミルク」さんが開店準備をされていました。
軒下に小さく「オヨヨ書林」の面影を感じることが出来ます。
⚫︎大正浪漫喫茶 金魚庵
~ひがし茶屋街
「喫茶ハスノソラ」のカードイラストのモデル(かも)として有名なお店です。
また活動記録(2023)12話part4でも会話に出ていた、ひがし茶屋街で竜胆祭のチラシ配りの際に金沢風メイドの制服を貸してくれた、
「この前梢センパイと一緒にお手伝いした喫茶店」のモデル(かも)でもありますね。
※「(かも)」というのは、イラストや「金魚庵」さんのSNSを見る限りお店自体が舞台ではないため。女給さんの制服がモデルの可能性が高い……かも。
お店は大正浪漫を冠するだけあって、アンティークな家具や内装で統一され、女給さんは和テイストなメイド服を着ておりとても素敵な空間でした。
また前述の活動記録ではビラ配りで既に瑠璃乃ちゃんの充電が危うい状況でしたが、
充電が切れた際には路地を進んだ所にあるベンチで休憩していたのかもと想像も広がります。
⚫︎茜やアーカイブギャラリー
~堅町通り
活動記録(2024)第1話part6で吟子ちゃん花帆ちゃんが訪れていたお店ですね。
今回は営業時間外でしたのでギャラリーの外観を撮影させていただいた後、
活動記録内でもバスを使っていたため、
2人が歩いたであろうバス停からギャラリーまでの道のりを辿ってみました。
最寄りのバス停は市役所前なのですが、
バスの時間やルート、またバスを降りた後の背景からも、恐らく香林坊付近のバス停で降りて堅町通りを通ってきたと思われます。
どんな会話を2人はしていたのでしょうか。
ギャラリーは古い町家のまち並みが続く路地にあり、着物がとっても似合うね! といった会話がなんだか聴こえてくるようでした。
(花帆先輩、休日でもほんっとによく喋りますね……)
なおこちらも周辺は民家が並ぶ通りのため静かにお邪魔しました。
⚫︎石川県立歴史博物館
「蓮ノ空歌留多」花帆ちゃんの特訓前カードイラスト(階段)の舞台です。
「蓮ノ空歌留多」についてはもしかしたらストーリーとは直接的な繋がりはそれほどかもということで、ここについては
「なぜ舞台が石川県立歴史博物館なのか」
といった視点で立ち寄りました。
完全にこれは僕の解釈にはなりますが、
長野県出身の花帆ちゃんの石川の歴史を知りたい(もしくは知ってほしい?)といった想いが反映されてのチョイスなのかなと感じます。
館内では「歴史博物館」とあるように、石器時代から現在に至るまでの石川県の歴史が展示物と共に紹介されています。
100年以上続く伝統ある蓮ノ空女学院ですが、
その伝統にもそれぞれの年代に付随する暮らしや文化があったはずで、
当時の蓮ノ空の姿に想いを馳せる花帆ちゃんの姿が目に浮かびます。
個人的に一番面白かった展示は「金沢城下町模型」でした。
現在の犀川大橋から香林坊付近までをかつての城下町の姿にジオラマで再現したもの。
ジオラマに近づくと当時の町の賑わいが音声として流れてくる仕組みになっており、ゆっくり模型に沿って進むとまるで本当に城下町を歩いているようで感動しました。
モデルの階段がメインのつもりが、いつのまにかしっかり引き込まれていました。
⚫︎卯辰山公園見晴らし台
最後はやはり、ということで。
ただここについては、どこからどう行って、そしてあの日この場所で彼女達が
どんな思いを……なんてわざわざ文字に起こす方が野暮な気もするので胸に留めておきます。
彼女たちが見た夕暮れ時の景色が、今後どう変ていくのか、楽しみです。
💥蓮ノ空のこと妄想爆発編
読み飛ばしてもらっても、いややっぱり斜め読みでもお付き合いください!
ここまでは活動記録や配信、カードイラストなどで舞台・モデルとなったスポット、またその道中に触れてきました。
ただ行ってるだろ! 食べてるだろ!
な、スポットが他にも沢山あるはずです。
引いた線上にきっと小さな点たちがあるはず。
まだ言及されていないだけで。
まだ見えていないだけで。
だって金沢という地が舞台なんだから‼️‼️
ということで、
ここからは活動記録や配信などの会話にはありませんが、行ってそうだなと思うスポットをまとめてみました。
「東出珈琲」
近江町市場の裏側に位置するカフェ。
来店時は月曜平日の開店直後だったのですが満席で20分ほど待って着席。
ここに来た理由は吟子ちゃんがカフェ巡りに珈琲が好きだから。
また地元民であることから、
きっとこのカフェにも足を運んだことがあるのではないでしょうか。
実際にお客さんの多くが地元の方で、店員さんと仲良くお話しされていたのが印象的でした。
吟子ちゃんは何の豆が好きだったりするのでしょうか。浅煎りよりも、毎日飲みやすい中煎り〜中深煎りあたりを飲んでいるのかな。
早くWithMeetsで語ってくれ……!
「ティーハウス サクラ」
ご夫婦で切り盛りされているカフェ。
沢山の種類の紅茶が次々と注がれて、パンケーキも美味しかったです。
キャラメルのフレーバーティーめちゃくちゃ良かったな、、、
梢センパイが花帆ちゃんを連れてきて……
なんて。
「フレール」
スタンプラリーや「Pleasure Feather」カードイラストの舞台にもなっている金沢蓄音機館さんの道路を挟んで対面にあるカフェ。
まさに老舗といった面立ちで、ステンドグラスが印象的でした。
ケーキセットとダージリンをいただきました。
梢センパイが花帆ちゃんを連れてきて……
なんて。
いや「蓮ノ休日」でさやかちゃんと蓄音機館に寄った後2人で来てケーキを(割愛)
「四知堂(スーチータン)」
そんな「フレール」さんの近く、
金沢蓄音機館の一つ建物を挟んで隣に位置する台湾料理屋さん。
早朝から朝食をいただくことも可能です。
映えスポットや美味しいお店などの情報に敏感な慈ちゃんですから、ここのお店もチェックしているのでは。
お腹が空きすぎて写真が残っていません。
無念。
「8番らーめん 金沢駅店」
有名な石川県発祥のラーメン店ですね。
彼女たちが駅前までわざわざ食べにくることはあまり無いかもしれませんが、
長野県にもローカルのラーメン店(「ラーメン大学」「テンホウ」)があるため、
花帆ちゃんもどこかのタイミングで興味を持つんじゃないでしょうか。
香ばしい野菜炒めと塩気が効いた味噌スープに全てが救われた。ありがとう。僕の最終学歴はラーメン大学濃厚味噌学部こってり学科です。テンホウの餃子も独特で好き。病弱だった頃の花帆ちゃんも食べたことあるのだろうか。
「グリル オーツカ」
「せーはす」でもお馴染みの洋食屋さんですね。
きっと彼女たちも来店したことがあるのでは。
また経験した方もいらっしゃると思いますが、
舞い上がって考えなしに大盛りを頼んではいけません。腹がはち切れることになります。
思えば「せーはす」でも2人で一皿を食べていましたね
もっともっとあるのですが、止まらないのでここまでで。
皆さんもぜひ妄想を爆発させてください。
さあ遠慮なく。
🪷さいごに
拙い文でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
冒頭にもあるように、
この投稿は舞台・モデルとなったスポットのみならずその道中はたまた妄想の産物にフォーカスすることをテーマとした紀行でした。
それぞれ個々の点であったスポットが無数の線で繋がり、またその線が重なりあって気づけばまるで面のように金沢を覆つくし、
蓮ノ空を、「金沢」という舞台をより広く深く余すことなく知ることが出来る。
なんてことない路地も一度足を止めて耳をすませば、きっと彼女たちの声が聴こえてくる
そう僕は思います。
この紀行が押しつけがましいものにはなってほしくなく、
皆さんそれぞれの解釈で金沢という舞台をさらに楽しむキッカケとなればとてもとても嬉しいです!(ゲザー)
長々となりましたが、
改めてありがとうございました!🪷
蓮ノ空、さいきょー!
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