いつもいつでも
どうしたらこんなに机が汚れるのか、やれやれと思いながら2日かけて宴の後を片付けた。いろんな酒をまさに"チャンポン"した残骸が、あの夜の楽しさを語っていた。
彼ら彼女らは、僕にとって今の会社でできたはじめての友達だ。これは本当。出会ったのは入社して半年とかそんな感じだったろうか。すごい偶然で誘ってもらってウイスキーを飲みに行ったのが最初。
それからいろんなメンバーでお酒を飲んだ。美味しいご飯も食べた。お祝いごともした。もう2年以上の付き合い。いや、まだ2年とかそこらしか経ってないの?と思うぐらい。もともと組織は全然違う上で、いまは転職したひともいるし、そうでないひともいる。もはや会社の同僚では文字通りないし、やっぱり友達なのだ。会社の同僚を友達と呼ぶのは、少しくすぐったい。でも紛れもなく、大事な友達。
僕が彼ら彼女らを好きなのは、みんな、真面目にバカをやれるひとだから。みんなちゃんと、年相応に成熟した大人で、それぞれ仕事やプライベートをしっかりしながら、"あそび"を全力であそべるところが、僕は大好きだ。人生の少ない時間をこうやって共有できる仲間と出会えて本当に幸せに思う。
そして何より、ひとを、他者を憂うことができる、優しい心を持っている。僕はその柔らかな布団のようなあなたたちの人柄に、実はどっぷり寄りかかっているよ。すごくすごく、甘えてるよ。
曖昧な記憶で最後に撮った写真の笑顔は、酔いが手伝ったとしても自然で、幸福で、こういう想いを感じながら言葉にするだけの頭が回っていないような、そんな表情だった。
角が2リットルたっぷり余ってるから、これが無くなるまでまたうちに来てくれる?
こうやってあとから言葉にするんじゃなくて、できればその時に言葉にしたいけど、なかなか叶わないな、今度は伝えるからね。
いつもありがとう。愛してるよ。
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