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0306入社 銀座を走る

先日、入社3か月目の「フォローアップ教育」が開催され、3月6日~中旬に入社した18名の新人ドライバーが本社の会議室に集められました。

当日は、運輸部部長、人事部課長、総務部課長に対して、新人ドライバーがこの3か月間を経て、忌憚のない意見を出すこと、採用時の会社側の説明に対して実際と大きく異なっていたことを確認する場であった。

自分は3月6日に入社し、6名全員生き残っていた・・。
会社側の人も言っていたが、入社3か月以内に辞めてしまう人も多いらしい。

この6月で「試雇」期間が満了し、いよいよ正社員として文字通り、馬車馬のように走り回るのだが、すでに3か月目にして一日200㎞近く走っているので、走り回ることには変わりない。

そして自分の入社した会社は「6カ月間の給与保証」制度があり、これは最低賃金よりちょっと多めの額が、独車後、6カ月間保証されるという制度。

自分の場合、4月頭から独車になったので、
4月分➡5月20日給与 これは保証額通りでした
5月分➡6月20日給与 何とか保証額以上の売り上げ達成。
6月分➡7月20日給与 さぁ、どうなるか。
7月分➡8月20日給与 ・・・
8月分➡9月20日給与 ・・・
9月分➡10月20日給与 ・・・

でも保証額では正直、「食っていけない」
今年の住民税は昨年の収入で決まるし、今年の給与からは天引きされない。
なので、市から「がっつり」請求がきて、そいつの納付もしないといけないし、自動車税・固定資産税もある。

なので、稼ぐ。もともと、給与保証額で満足するような性格でもないし、
会社説明会の時に「給与保証額期間内であっても、保証額以上の売り上げを出した場合は、当然給与制度に基づいた額をお支払いします」とあったので、なら働くかと。

結果的に5月の実績は給与保証額を超えた。
しかし、6月それが保証されることはない。

この商売、「今日の売り上げが、明日も同じ額が出る保証はない」
5月の売り上げが6月保証されることはない。

でも、各営業所の売り上げトップ10の人たちって
顔ぶれが毎月変わらないとか。

つまり、稼ぐ人は、いつだって稼いでいる。
それもばらつきが少ない。

自分の営業スタイル、走る方位、どこに何時ごろ等。。。
そして現代のタクシードライバーにとって、この「GO」は、営業エリアを格段に広げたと思う。

自分は神奈川の県央交通圏が営業範囲(ピンクのエリア)。
これは東京23区より広い。
でも、人が集まる「繁華街」は、実は少ない。


普通、自分の営業所に属している「市」だけに特化して営業するのが常であるが、地元住民でもなく、地域ネットワークもまだできていない、知人もいないに等しい自分にとって「市」だけにとどまっていては、営収は頭打ちになるのが目に見えている。

会社ルール、地域ルール、掟、しきたりを守ったうえで、この県央交通圏全域で活動すれば、自分のような人間でも稼げるのではなかろうかと。

そしてこのGoアプリは、走らせているドライバーの営業圏内に迎車ポイントがある配車依頼しかかからない仕組みになっているので、地域外営業となる配車はかからないようになっている。

そしてアプリをガンガンに育てる、了解率を100%に近づけることで、配車される件数を増やせるはずと・・・

きっと、了解率100%の人が、上位に何人もいるんだろうなぁって、いつもアプリのランキングを見て思っています。

でも「売り上げばかり追いかけると、売り上げがたたなくなる」というのがタクシーの特徴。
ワンメのお客様に対してふてくされたり、横柄な態度をとると、ミドルやロングはどんどん遠のくなど。

自分との戦いですね。。この商売って。

おしまい。

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