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独車約半月(16日)経過して・・

あっという間にドクシャして16日経過して、本日は公休日。
独車14日目にして、会社無線と配車アプリを取ることに。今日はまず13日までの出来事を中心に述べます。
(以後は両方を含めて「無線」と表記します)

私が入社した会社では、まずは「駅待ち」(つけ待ちともいう)からスタート。

今振り返ると、最初の13日間はほぼ「後乗り」がある日勤だったので、朝7時に点呼をして、入庫(帰庫)が夕方3時のパターンが多かったです。

13日間の中には、終日運転できる「後乗り無し」の日もあって、
それはそれで夜の7時とか8時くらいまで駅からのお客様をお乗せしていました。

病院・団地・マンション・一軒家・会社の事業所等々、様々でしたが
やはり「通院」「買い物帰り」がすごい多い印象です。
さらにもっと驚いたのは、「歩くこと」「外出すること」が一大イベントになっている人がこんなにたくさんいたのかと。。

そんな足腰が不自由な方をお乗せして、駅前のショッピングセンターを横切った時
「ここのお惣菜、おいしいのよ。いろいろ種類があるし、量もちょうどいい。一人だと食材全部つかいきれないでしょ。だからこうして総菜を買うんだけど、自分の目で見て、選べるっていいわよね。」

この言葉を聞いた時、彼女たちはわざわざ高いタクシー代を払ってでも、
自分の目で見て、比較して、自分が欲しいものを買う。

ネット通販が普及しているが、こうした体の不自由な方に対応した安価なサービスってないのかな。タクシー代だってかなりかかるだろうし・・・

降車時に足を引きずりながら降りて、とっても大変そうだけど、最後にいつも「ありがとう」って言ってくれる。。。

なんか、どうすることもできないけど、乗っていただいた時、話し相手になってあげたり、タクシードライバーとしてやれることをやるしかないのかなと。

病院への送迎や、高齢者の方が多く住んでいる団地やマンション、さらにその地名などをようやく覚えてきて、7割くらいは行先を聞いたら、頭の中の地図で「ここら辺だから、この近くかな」って確認できるようになった。

そうなると、結構楽しいもので、少し余裕をもって運転に集中できる。

そんな状態になった14日目の点呼後、所長に呼ばれ
「どうかな?そろそろ無線とってみる?焦らなくていいから、わからなかったら配車センターに連絡して、対応を確認すればいいし、または営業所の運行係に電話して、指示を仰いでくれればいいから」


この所長の提案に「ハイ、ぜひ無線、とらせてください」と回答し、
その後、班長に連絡。

班長からも以下のように指示を受ける。
「とにもかくにも、落ち着いて、慎重に・丁寧に。予定時刻に遅れそうになったら、すぐ配車センターに連絡。だんまりしないこと。」

その日の午後くらいから、無線が鳴り始め、いよいよ無線営業スタート。

結果、想像を絶する世界がそこには待っていました・・・・。

つづく。



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