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毎日が日曜日・・・#2

44日間も連続で日曜日があると、「平日でないとできなかったこと」がいろいろとできる。

その中で、抵当権の登記抹消手続きは、数も多いのか、マニュアルが整備されていて、完ぺきではないけど、「おー、なるほど」と呼べるほどの内容で、素人の自分が初めて書いても、受理されました。

実は自分はクルマに乗るのが趣味で、範囲は狭いが、整備は自分でやっている。整備すると、今度は手続きのことも覚える機会が増えて、登録・抹消・記載事項変更・車検・希望ナンバー申請等、陸自に出向くことも多くなった。その際、申請書類を自分で書いていたので、国や行政機関に出す書類の書き方や、その項目の意図をよーく読むと、「こういうことを伝えなければいけないんだな、法務局の局員は、登記の抹消にはこういう情報が必要なんだな」と、書類を見ながら考えるようになった。

ただし行政書士は、行政書士法(昭和26年2月22日法律第4号)に基づく国家資格者で、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、遺言書等の権利義務、事実証明及び契約書の作成、行政不服申立て手続代理等を行います。ってググったら出てきます。今回、毎日が日曜日状態だったから自分でもやれたけど、働きながらでは、こりゃ無理だわって思った。なにせマニュアル読むのに、毎日少しづつ読んで、1週間くらいかけて書類準備して、それから何度もサイトを見て勉強して、ようやく提出にこぎつけたんだから。。。だっていざ持っていったら「これ、違うから、却下ぶー」って言われたらショックじゃないですか。。

この他、転職先で必要となる「住民票」「印鑑証明」を役所で申請。
これは結構一般的な書類で、入手は別に何の苦労もしませんが、一番違和感を感じるのは「役所の窓口にいる人の数」

1通の住民票を取得するのに、整理番号発行1名、受付1名、発行1名と、無論工数的には1ではないが、こんなに大勢の人が携わらないと発行できない仕事のやり方って、なんなんだと。民間企業なら、最終目標は0名で発行または、帳票レスに向けて、次の一手を考えるのではないでしょうか。

実は自分の居住する市では、印鑑証明書と住民票の自動発券機が数年前まで稼働していて、本当に0名で発行できていた。これ、本当に便利で、役所の窓口が閉まっていても、設定された稼働時間内であれば、無人で発行してもらえていた。まぁ無人とはいえ、設備のメンテナンスに必要な保全要員から、日常管理として、紙の補充等には人が携わっていただろうけどさ、やはり役所から発行される書類の類は、すべてがこの姿にすることだろって思ったもの。でも、何故かこの自動発券機は廃止。昔ながらのマニュアル作業に逆戻り。

運転免許センターや、所轄の警察署の近くに何故かある交通安全協会では、印紙の販売をしていたり、交通安全協会への入会を条件に免許更新手続きの代書をしたりと。。。どう考えても、コストカットできる人員だよなって。どうしても協会が必要なら、警察署の職員で兼務させて実行でしょうね。ま、役所に効率化の文字は、存在しないのでしょうから無理ですけど。

ただ、この数か月後、転職先で思い知らされる、猛烈な「ハンコ文化」の実態を・・・

つづく。


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