ニート奮闘記第2話「写真好き大学生がカメラマン以外にしたかった仕事」



 こんにちは、ピッピです。





 写真が趣味で、シャッター音も、肉眼で見た景色とはまた違う描写もすごく好きで、綺麗に撮ることが出来れば、お客様一人一人を笑顔に出来る。

 場合によれば、自分が撮った写真が誰かの宝物となり、何十年も保管され大事にされるかもしれない。

 そんな想像を振らませれば、こんなに魅力的なお仕事はないのではないかと思います。

「好きなことを仕事に出来るなんて、そんな幸せなことはない」という考え方はよくわかります。

 しかし、私は前回の記事でも書いた通りカメラマンに必要な時間を守る能力お客様やモデルに指示する能力がない。

 大学時代は、何回も写真スタジオに働くというのは私の中でも何回も選択肢に出てきて、たくさん考えました。

そこで、私は写真を続けるうえで、「写真をしている時の何が好きなのか」を素因数分解してみました。

 写真が好き、得意という大まかな考えではなくて

・写真を見るのが好きなのか
・写真を撮るときに構図を考えているときなのか
・撮った写真を、編集しているときなのか
・ポートレートを撮ってモデルの魅力を引き出すのが好きなのか

見るのが好きでも、
・それは自分で撮った写真を見返しているときなのか、
・誰かが撮った写真を見て「どうしてこの人は、こんな風に撮ったんだろう」と考えるのが好きなのかなど、私が今少し考えただけでもこんなにたくさんあります。

 もちろん、写真をする理由がひとつではないと思います。私は、写真作家においての適性はあってもカメラマンには向いていないんだろうなと思っています。


 私は美術はずっと苦手で絵が下手だったのに、なぜ写真が出来ているのかは私は「視野の広さ」だと思います。

他の芸術でも視野の広さは、必要だと思いますが写真は特に直結していると思います。

視野の広さは構図を考える、瞬間を見逃さずに撮る写真ではすごく大事です。

自分が苦手なコミュニケーションを取ることがあまり必要とされなく、視野の広さが生かせる仕事はないかと考えたときに、大学の授業で「市場分析」の授業が楽しかったのを思い出いしました。

市場分析は、データアナリストやマーケターの方々がされるようなイメージで、大学時代でオープンキャンパススタッフやイベントを運営するようなサークルにも所属していたので、企画を考えるのも興味がありました。

それでもたくさん、写真観で働くことは興味はありました。写真館でしか得ることが出来ない知識や経験もあるのではないかと。

しかし、もう一度よく考えて、私が写真に求めていることはカメラマンとしての経験ではなく「写真作家」として実績を積み上げること。

 元々、芸術系の学部でない私はもちろん写真やカメラの知識は芸大出身のライバルには劣るかもしれませんが、私も写真以外の経験や知識は蓄えてきました。


そこで、これまでの経験をもとにやはり私は、マーケターなどに携わるお仕事をしたいと思うことがよくありました。

 そんなことを考えているうちに、卒業論文は書き終わりひと段落ついたときに就職支援課に呼び出され、ある提案をされました。



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