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「1分で話せ」を「5分」にまとめてみた。


1分で話せめちゃよかった!読むべきです!
まず、「読みやすい」
人への伝え方を指南する本だから当然だけど、1つのテーマの分量が適切で、また言葉使いもスッと頭に入ってくるよう工夫されているから、どんどんどん読めてしまう。自分は、1時間もかからず読み終わってしまった。

次に、「わかりやすい」
難しいテクニックを説明する本ではなくて、当たり前の「適切な伝え方」に気づかせてくれる。さらに、「伝わりやすい話の構造」を図を用いて説明してくれているから、感覚的にも腑に落ちる。

最後に、「すぐ実践できる」
単に3つの要素で話を組み立てるだけで、「人に伝わりやすい」話ができるから、これを意識するだけで、今すぐ実践できる!!

想像してみてください。
「この本を読んだ次の日から、わかりやすく自分の言葉を伝えられるようになったら」私は、ワクワクします!!!!

この本はそれを可能にする。




上の↑本の感想↑には、「1分で話せ」で学んだことが、存分に使われています。
私の感想を読んでみて、このブログの期待度は上がりましたか??☺︎
これから詳しい内容をまとめていきます。

・自分の考えがうまく人に伝わらないと感じる。
・就活の面接でうまく伝えられるかが不安だ。
・明日からわかりやすく伝えられるようになりたい。

って方は、最後まで読んでみてください。



なぜ1分なのか。

筆者によると、
「人は、相手の話の80%は聞いていない」という事実がある。

そこで、少しでも自分の話を相手の頭に残すためには、
「1分で話せるように話を組み立て、伝えること」が必要。

そもそも、
「1分でまとまらない話は、結局何時間かけて話しても伝わらない」

逆に言えば、「どんな話でも【1分】で伝えることはできる」

よって、5分で話すべきことも、1時間与えられた時でも、
まずは、「1分で話せるように」話を組み立てることが大切。



話を作る前に意識すること

まずは、「誰に伝えるか。」
具体的には、
・どういう立場にいる人か?
・どんなことに興味があるのか?
・どんなことを求めているのか?
・どれくらい専門的要素を理解してるか?
・何をどんな風に言うとネガティブな反応をするのか?

次に、「ゴールは何か。」
この話を通じて、「相手をどういう状態に持っていくか」「どこを話のゴールにするか」を言語化する。
具体的には、
・相手が賛成してくれたらいいのか。
・相手に動いてもらう必要があるのか。
・相手に意見を表明して欲しいのか。

最後に簡単にまとめると、
「相手のことを考え」、「相手をどのような状態に持っていきたいのか」を話を作る前に意識してから、それを実行するために何をすればいいのかを逆算で考えると良い。


1分で話す〜左脳で理解するロジック〜

誰に何を伝えたいのかを明らかにした後は、「どう伝えるか」
ズバリ1分で話す根幹は、「結論と根拠で話を組み立てること」だ。

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「この本を読むべきです。理由は、読みやすく、わかりやすく、すぐ実践できるからです」のように組み立てることが基本。

結論は「自分の内外にある情報を加工して、自分の意向を示すことや、相手に動いてほしい方向を表すこと」であるため、「売上が伸びています!」や「展示会の訪問者が増えています!」とい事実と履き違えないように注意しなければならない。

ここで言えば、結論は、「現段階では、生産量を増加するべきです!」となり、「売上が伸びています!」や「展示会の訪問者が増えています!」は結論を支える事実・根拠である。

結論を出すためのテクニックは、上の写真のように根拠を並べて、「だから何?」と問うてみること。


そして根拠は、3つあると良い。
しかし注意しなければならないのが、
その根拠は結論とロジカルに繋がる必要がある

ロジカルとは単に、「結論と根拠の意味が繋がっている状態」であればロジカルである。

例えば、「雨が降りそうだから、傘を持って行こう」は、結論と根拠の意味が繋がっている。反対に、「雨が降りそうだから、キャンディーを舐めよう」は意味が繋がっていない。
雨で耳がキーンってなるからキャンディーを舐めるのか、
キャンディーを舐めたら雨が止んだ経験があるのか、

因果関係が不明瞭だ。
これは、「聞き手にとって、意味が繋がっている」とすぐにわからない。

これを解決するために、「〜だから、〜だ」と言葉に出してみて、意味が繋がっているか確認するとロジカルな主張ができる。

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上の写真と共に簡単にまとめると、
①結論と根拠で話を組み立てる
②結論は「自分の内外にある情報を加工して、自分の意向を示すことや、相手に動いてほしい方向を表すこと」→【だから何?】で結論を出す。
③根拠は3つ用意する。
④結論と根拠の意味が繋がっている状態であるかを確かめる→【〜だから、〜だ】で意味が通るか。



1分で話す〜具体で右脳を刺激〜

上記に記した構造を用いれば、圧倒的に相手に伝わりやすくなる。
しかし、伝わるだけでは相手を動かすことはできない。

相手を動かすには、ロジカルに理解してもらった後、「心」を動かす必要がある。心を動かすのは、「頭の中に生まれたイメージ」である。

言葉で、相手の頭の中にイメージを沸かせる方法は、「たとえば」を用いて具体的な事例を説明することだ。

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この例で考えると、勤めている会社が好きなのは理解できるが、「どのくらい働きやすいから好きなのか」「働いている人がどのくらい素敵なのか」がよくわからない。
だから、相手にイメージを沸かせるために「たとえば」で具体的に事例を補足する必要がある。


簡単に内容を作ってみると、
 私は、勤めている会社が好きです。理由は3点あります。
 1点目は、働きやすい職場だからです。例えば、フレックスタイムで自由に働け、また、リモートワークで自宅で働くこともできます。
 2点目は、一緒に働いている人たちが素敵だからです。例えば、人の足を引っ張るような人は1人もおらず、人の成功を称賛しあえる人たちばかりです。
 3点目は、仕事にやりがいを感じるからです。例えば、会社は常に新規事業に積極的で、チャレンジする機会に恵まれています。



まとめ〜三段階で構成しよう〜

「たとえば」を用いて、相手にイメージを沸かせることは、たとえ1分で話をする場合であっても、必要不可欠である。

よって、「左脳で理解するロジック」「具体で右脳を刺激すること」をまとめ

【結論→根拠→たとえば】


の三段で構成すると良い。

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「1分で話す方法」を最後にまとめると、

①「結論と根拠とたとえば」で話を組み立てる
②結論は「自分の内外にある情報を加工して、自分の意向を示すことや、相手に動いてほしい方向を表すこと」→【だから何?】で結論を出す。
③根拠は3つ用意する。
④結論と根拠の意味が繋がっている状態であるかを確かめる→【〜だから、〜だ】で意味が通るか。
⑤「たとえば」で具体的に事例を補足する



最後に

ここでまとめているのは、本書の一部です。

他には、
・いらない言葉をいかに削るか
・頑張ったことは話してはいけない
・通じない時は前提を揃える
・伝わりやすいスライドの作成法
・一言で表すことの強さ
・メタ認知について
・伝え方のパターン
・実践編

などなどが。「読みやすく」「わかりやすく」「すぐ実践できる形で」書かれています。興味を持った方は、お買い求めください☺︎


最後まで読んでくださった方、
ありがとうございますううう☺︎

これからも精進していきますので、「いいね!」をよろしくお願いします☺︎

ではでは!!!!!

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