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「庵野秀明展」鑑賞記04:第4章 憧憬、そして再生

本記事は『「庵野秀明展」鑑賞記03:第3章 挑戦、或いは逃避』の続編である。

2022年05月04日、私は「庵野秀明展」(以下同展、あべのハルカス美術館にて、2022年04月16日~6月19日に開催)に一般客として参加した。
 
同展「第4章 憧憬、そして再生」(図04.01)では、『シン・ウルトラマン』(2022)と『シン・仮面ライダー』(2023)が紹介された。庵野(以下敬称略)は前者の製作者の1人などとして、後者の監督兼脚本家として、関わっている。

図04.01.「第4章 憧憬、そして再生」。

『シン・ウルトラマン』(2022)では、雛型などが展示された(図04.02)。

図04.02.時計回りで、『シン・ウルトラマン』(2022)のウルトラマン 第二号雛型(着彩済立体物による体表ライン検証用)、ウルトラマン 第一号雛型(素体立体物による形状検証用)、ネロンガ、台本 裏、禍威獣特設対策室 ドッグ タグ、ベーターカプセル、禍威獣特設対策室 バッジ、台本 表、および、ガボラ。

『シン・仮面ライダー』(2023)では、マスク造型(図04.03)や回転バックを用いたスチール(図04.04)などが展示された。

図04.03.『シン・仮面ライダー』(2023)の仮面ライダー マスク造型(藤原カクセイ)。
図04.04.『シン・仮面ライダー』(2023)の回転バック(回転塔)を用いたスチール。

『シン・ウルトラマン』では、その原典である『ウルトラQ』や『ウルトラマン』に対する愛情に満ちていた。要は、「愛だろ、愛っ。」である。
『シン・仮面ライダー』は観客にどのような夢を見せてくれるのかが楽しみである。

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