怪人開発部の黒井津さん 第06話「見えざる力に虐げられた純朴な魂は、たぎる怒りと焦がれる想いによって結実し、悪しき魔物となり顕現する」

Aパートは、バレンタイン・デー、不祥事を起こした企業による謝罪会見、および、期間限定怪人の悲哀を示している。また、アカシック(女子力は非常に高い)による手作りチョコレート講座でもある。余談だが、チョコレートを最初から作りたければ、Dari K 株式会社の「カカオ豆から手作りチョコレート・キット(生産者の顔がみえるカカオ豆入)」の購入をお勧めする。

アガスティアの怪人は通常、神話、伝説、および、伝承をモチーフとしているが、黒井津はメギストス達を説得して、バレンタイン・デーやチョコレートのモチーフ怪人であるメルティを作った。

メルティの材料として、丸刈物産(以下同社)のチョコレートが使用された。しかし、同社のチョコレートに金属片が混入した件で、同社は謝罪会見を行った。その結果、メルティは廃棄処分された(人工生物でも生き物だぜ…)。

最後に、ブレイダー(健司)は黒井津から、アカシックによる手作りチョコレートとメルティの組織片を貰った。

Bパートは違法搾取企業であるブラックロアの悲哀を示している。

大総帥カイザーロアは世を憂いているだけで何もしない無能だし、赤マント将軍は口煩いだけの中間管理職だし。なお、赤マント将軍はブルヘッドの攻撃を受けたことで、辞職した。

ブラックロアの怪人は通常、都市伝説、噂、および、恐怖デマをモチーフとしている。なお、これらの怪人はブラックロアの構成員の中では、真面な方である。人間が真面な思考を持っていなくて、人工生物の類である怪人の方が真面な思考を有しているのは、皮肉すぎる。

ブルヘッドといえども、同時に真・ヒュドラ(ホラー映画が嫌い)の脳5個を支配できないわけで。

パープルミラーは相手にとって心地よい幻覚を見せてくれるが、詰めが甘かった。

Cパートは、デススタッフ社の日常を描写している。

デススタッフ社はアガスティアの系列企業の1つで、主に地方の悪の組織に戦闘員(当然派遣社員)を提供している。なお、戦闘員の大多数は所謂「ダメ人間」である(苦笑)。彼らは福祉の世話になる方が、本人のためじゃないの?

松山はデススタッフ社の派遣社員から、正社員に昇格したようである。なお、彼女によると、戦闘員の中でもある程度強い人(当然まともな人)は戦闘員を辞めて、ヒーローになる。

水木達派遣社員はブクロダークネス軍団の戦闘員として雇われたが、フクロウ戦士(東京都豊島区)トシマッハとプリズムに倒された。

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