神戸ハーバーランド 訪問記
2017年09月29日、私は神戸ハーバーランドを訪れた(1)。
はね橋(はねっこ)は、ハーバーランド広場の中央にあるイベント広場(はねっこ広場)の入江の係留ドック入口に架けられている。
その特徴である「平行四辺形式跳開橋」は、オランダを中心にヨーロッパでは多く見られる(図01)。
図01.はね橋(はねっこ)。
神戸港旧信号所(旧新港第5突堤信号所)は高さ46.3mの塔で、ハーバーウォーク最先端にある。
1921年に新港第4突堤に建設され、港に出入する船の交通整理を行っていたが、無線の普及などにより1990年03月に役目を終えた。
しかし、1992年、港の歴史を伝える貴重な建造物として保存されることになり、現在の場所に移築された。そこに掲げられている旗は「KOBE」と「UW(安全な航海を祈る)」を意味する(図02)。
図02.神戸港旧信号所(旧新港第5突堤信号所)。
神戸煉瓦倉庫は2棟の赤煉瓦倉庫である。1890年代後半に建造され、神戸港に次々と到着した貨物の倉庫として使用されていた。
現在はレストランや店舗が営業している(図03)。
図03.神戸煉瓦倉庫。
いずれの展示物も神戸港の歴史を私に感じさせた。
8時間労働発祥の地の碑は8時間労働制のありがたさを痛感させた(図04,2)。
図04.8時間労働発祥の地の碑。
植松琢麿(以下敬称略)作の彫刻「world tree」は素晴らしかった(図05,3)。
図05.「world tree」。植松琢麿(以下敬称略)作。
私は何回も神戸ハーバーランドを訪れているが、いつも私を魅了させる。
なお、阪神・淡路大震災から25年経過した2020年01月17日に、本記事をtumblrからnoteに修正後掲載した。
参考文献
1 神戸ハーバーランド.“エリアガイド”.神戸ハーバーランド トップページ.http://www.harborland.co.jp/guide/,(参照2020年01月17日).
2 神戸市役所.“神戸を知る 8時間労働発祥の地神戸”.神戸市 ホームページ.子育て・教育.生涯学習.神戸市立図書館トップページ.神戸ふるさと文庫.神戸を知る.2019年11月01日.https://www.city.kobe.lg.jp/a09222/kosodate/lifelong/toshokan/furusato/kobe_shiru/8jikan_roudou.html,(参照2020年01月17日).
3 港都KOBE芸術祭実行委員会事務局.“植松琢麿”.神戸開港150年記念「港都KOBE芸術祭」 ホームページ.作品・出展作家.http://www.kobe-artfes.jp/artist02/,(参照2020年01月17日).
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