機動戦士ガンダム 水星の魔女 第15話「父と子と/-Father and Child-」

フォルドの夜明けが八咫烏『境界戦機』に見えてしまった。言い換えれば、『境界戦機』での反省が、本作で改善されているということで。
フォルドの夜明け内では、ソフィは子供たちにとっての英雄である。一方、シーシアの父親は、エアリアルによって右平手で潰された男と思われる。
本話の主人公はグエルである。彼はフォルドの夜明け、特にオルコットによって、対ベネリット グループ用の取引材料として、生かされていた。
しかし、フォルドの夜明けがベネリット グループの駐留部隊と交戦しているときに、瀕死の重傷を負ったシーシアを救うために、奮闘した(この時、ベッシのMSを拾った)ことで、立ち直った。しかし、結局は救えなかった。
その後、グエルはオルコットと共に、軌道エレベーターに行くことになった。
ノレアはニカを恨んでいる一方で、サビーナの言いなりになっているらしい。
シャディク(スペーシアンとアーシアンのダブル)の目的は戦争シェアリングの利権の破壊である。言い換えれば、ベネリット グループの資産を地球の企業に売却し、地球側に武力を用意させ、スペーシアン系勢力とアーシアン系勢力間で均衡を保つことを目論んでいる。
ノートレット(トマトの品種改良の研究者)がクワイエット・ゼロを創案した。なお、クワイエット・ゼロは、植物の多種多様な生存戦略を人類に適用するものである。デリングはそんな彼女に惚れたわけである。
ノートレットもデリングも本質的には人道主義者だからなぁ。ただ、前者の性格は不明だが、後者は非常に不器用だし。

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