グレンダイザーU 第09話「光を覆う闇」

福田己津央(以下敬称略)が監督、クリエイティブ プロデューサー、および、総監督として関わっている作品は「偏見と差別」を主題にしているが、本作も同様である。
デュークは立場上、弦之助によって監禁されている。彼は、異星人ゆえ弦之助に恐れられている一方で、甲児、さやか、および、源蔵に庇われている。
一方、ブラッキーは地球人を蛮族と見做し、侮蔑している。そんな彼でも下世話とはいえ、愛妻家である。
ルビーナはアインスに監視されている。
カサドは辺境惑星の王子であるが、デュークに出会ったことで、羨望し、嫉妬した。はっきり言って、悪い意味で人間らしい(苦笑)。それゆえ、とある島にグレンダイザーと共に落下したデュークを殺そうとしている。
テロンナはデュークを倒すことしか頭にない。なお、彼女のストレス発散法は、一般兵に対する稽古という名の八つ当たりである。
ズリルは非常に優秀で、超ベガ砲を超ベガ曲射砲に改良した。しかも、これが発する光線は光子力研究所のバリヤーを破壊した。
コアコアは使徒『新世紀エヴァンゲリオン』に似ている。
ガンダルとブラッキーは「戦争は勝ってなんぼ」かつ「騎士道は不要」と考えている。

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