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【及川光博】相変わらず最高に楽しそう

まずはこちらの記事を読まれたし。


何を隠そう私は及川光博氏のファンである。
それも、どちらかと言えば俳優である彼よりはミュージシャンとしての彼のファンである。
ここからは常のように「ミッチー♥」と呼ばせていただく。

ミッチー♥との出会いは、友人からのススメであった。
「凄い人がいるんだよ!!」
と熱量たっぷりにMV集を観せられたのが始まりである。

かなり衝撃的であった。
当時はマツキヨCM出演前で、世間にも認知されていなかった頃である。確かMV集もDVDではなくVHSだった。
バリバリに創り込まれた世界観、圧倒的歌唱力、そして何よりも強い拘りと美的感覚。
正直、顔は全然好みではなかった(笑)。だが、MVでバッキバキに創り込まれた世界観と衣装、メイク、それらは美しかった。

余談ではあるが、私は世界観から創り上げられた音楽と、その演出が大好物である。

私はそうしてミッチー♥の世界にハマった。
友人と共にライブに行き、更にその世界にどっぷりとハマっていったのである。

その頃は東京在住であったので、東京公演はチケットが取れる限り行った。
毎回、素晴らしいステージを堪能することができた。

ミッチー♥の音楽の幅は結構広くて、このジャンルです、と言い切ることができないのだが、ざっくり言うとポップとロックだろうか。ポップは昭和歌謡から現代のアイドル曲、ロックはハードロックからファンクと、それだけでも幅広い。
ミッチー♥の優れた歌唱力の賜物である。ガチで上手いから聴いたことのない方は是非聴いてみてほしい。

ライブ、ミッチー♥においては「ワンマンショー」という呼称を用いるが、それはもう、素晴らしいものである。
ステージの造りはいつも凝っていて、ツアータイトルやシンボルマークのデザインも素晴らしく、ツアーグッズもカッコイイものからジョークグッズのようなものまで多彩だ。
歌とダンス、そしてお決まりのトークコーナーでは笑いもあり、感情が上から下まで揺すぶられ大忙しである。

一度、「ミッチー?ええ…別に興味ないなあ…」という知人を誘ったことがある。友人と私でチケットがダブったのだ。
それを、「いや、絶対楽しいから、騙されたと思って来てみなよ!!」と誘った。
終わった後に聞いてみると、
「凄かった!何か一体感ヤバいね?めちゃくちゃ楽しかった!!」
という感想をいただいた。

そう、ミッチー♥のステージはファンと共に完成されるものなのだ。
一緒に踊る曲もある(ちゃんと振り付け指導してくれる笑)し、コーレスもあるし、必ずファンを巻き込む何らかの仕掛けがある。
最初は恥ずかしいかもしれない。だが、あの空間において恥など瑣末な問題である。
気がつけばミッチー♥と共に踊り、声をあげ、めっちゃ楽しんでしまうものなのだ。
その満足感たるや、他の何ものにも替えがたいものである。

残念ながら茨城に戻ってからはミッチー♥に限らずライブやイベントに行けていない。
行きたいな、と思うものの、やはり経済的な壁は高い。

今回、こちらの記事を拝読し、「ああ、ミッチー♥のワンマンショーは相変わらず最高に楽しいのだな」と思って嬉しかった。
もし、まだミッチー♥のステージを味わったことがないのなら、一度は経験してみてほしい。
大丈夫、男子諸君もいるし、ご高齢のベイベーもいる(以前に母娘でいらしていたが、とても楽しかったと仰っておられた。そのお顔はキラキラしていた)。

日常では味わえない快感を得られることは保証しよう。
普段は周りに合わせて被っているベールを脱いで、剥き出しの自分で楽しむことができる、ミッチー♥のワンマンショーとは、そういう空間である。

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