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【日常】自己申告型母の日

昨夜見たニュースで、AI裁判官による模擬裁判を行った、ってのがあって、まんまシビュラやん!!って思いました。

感情を排して罪の有無、量刑を決める…極めて公正ではあるけれど、人間の裁判官が公正であろうと努力した結果、「被害者に寄り添っていない」と反発を招き、陪審員制度ができた、という歴史の流れに真っ向から反対している訳で…どうなんでしょうね?

どちらの意見も正しいとは思うけれど、厳密に罪の裁可というものは、感情に支配されてはいけないものなのではないか、と思うし、かと言って、反省の色が見られない被疑者に対しては重い罪を科せて欲しい、とは思うし。
陪審員制度に対しても、その是非の答えは私の中では出ていません。

ゆくゆくはAIの意見を参考にしつつ、人間の裁判官が決めていく形になるのかなあ、とは思います。
今のところはまだ、AIにそれだけの信頼性はないと思うけれど。


さて、本日は母の日であります。

無職ニートであるところの私は、実家に寄生して生きている訳ですが、家事に関しては子供のお手伝い程度のことしかできません。
むしろ、子供の頃にしていたお手伝い以下な現状であります。
母に感謝と申し訳ないという気持ちは常にありますが、行動に移す気力も体力もないのです。

昨夜、母が言いました。

「明日は母の日だから、夕飯お任せしてもいいかしら?」

自己申告制!!
新しいな!?

もちろん諒解いたしました。
母の言葉に深い疲労と怒り、たっぷりのイヤミを感じたからです。
怖いよぅ…。でもできたらそれを、弟にも言ってあげてほしいよ…?(弟は私以上に家のことを何もしません)

そんな訳で、今夜の夕飯は私が作ることになりました。
さっき冷蔵庫のぞいたら、しなしなになった黄色いチンゲン菜がいたよ…かわいそう…。
その隣に、同じ運命を辿りそうなチンゲン菜(既に葉っぱの先の方は黄色くなりかけている)があったので、何とかこいつを救済しようと思います。
中華風の炒めものかな。鶏ガラあるかな。

「今日買い物行く?」
「え、特にその予定はないけど」
「夕飯作るんでしょ、行かないの?」

どこかトゲのある言葉で聞かれましたが、私はチンゲン菜を救いたいですお母さん。今あるものを使いましょう?もったいないよ…。
後でもっかい冷蔵庫確認しよう。

お味噌汁はマストで欲しいので、何かしらあるもので作ろうと思います。
最近あんまりお味噌汁作ってくれないから、これからはお味噌汁だけでも作ろうかな…。
親父が死んでから、あからさまに手抜きするようになったからなー。うるさかったからね、親父。

母の苦労を思うと、現状が情けなくて仕方ないのですが、料理ができないのはあなたの教育の賜でもあるので、50:50で納得してくれ。
自己肯定感が低くて豆腐メンタルなのは親父のせいだけど。

では、文面の利器を活用して、何とか食べられるものを作りたいと思います!
その前に風呂掃除もせな(これは私の仕事)。

駄目な大人の私はおいといて、皆様は心温まる母孝行をしてあげてくださいね。

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