在宅日記 第16回 4月最終日
皆さんお元気ですか。4月最終日です。
製品の出荷前 寝る間も惜しんで仕事をしたということですが、「お客様に迷惑を掛けてはいけない」それは素晴らしいことだけど。誰も望んでいないでしょう。
遠回しに語ります。
昨年3月のブログに書いた聖書マタイ伝の
「野の百合を見よ労(つと)めず紡(つむ)がざるなり」
春に花が咲くというもこの言葉を思い出します。(百合は春じゃないですが)猫の額の庭に1cmにも満たないような花が咲いていました。こんな小さな一輪の花、頑張って必死じゃなくても「咲かせよう、生かそう」という力が働いているということ。
人間も本当は自分に鞭打って必死にならなければ生きられないような存在ではない。ということを、この小さな花にさえ・・・・なのだから萬物の霊長である人間にはもっと大きな力が働いているに決まっている。ということですね。 花から学ぶんじゃなくて、その後ろにある大きな力について考えてみなさいということ。
特にトラブルがあった時はね。何か邪魔しようとして不都合が起きるように思いますけれど、何らかの示唆と捉えることが大切です。何か大きな力から(ご先祖さんかもしれませんよ)連絡が来ている。自分の何かが間違っていたのではないか。と反省することが必要です。心を静めて反省する時間がないでしょう。現代人は特にね。ある学校で授業を始める前の5分間。目を閉じてじっと心を落ち着かせてから勉強に入ったら。集中力が上がって成績が伸びたということです。これをやるとトラブルは減ります。その前に気づくから。
皆にやってみなさいと言っても。やってくれるかわからないですが、仕事に入る前の数分でいいから心を静める時間を作ってみなさい。 どうするかというと「瞑想」まではいかないですが、リラックスして息をゆっくり吸う、普通に吐くという、呼吸だけに意識を集中するのです。「吸う~・吐く/吸う~・吐く・・・」
もうちょっと上級になると中村天風先生(日本初のヨガ行者といわれる)は、お尻を締めて丹田(おへその下あたり)に意識を集中して、と言っています。息を吸うときに良いイメージ(幸福・喜び・健康など)が入ってくるよう感じて、吐くときは悪いものが出ていくと感じるようにするとさらに良いです。
一日の中の数分、出来れば朝夕とか、電車や移動の最中(運転してるときはお勧めしない)いつでも、このような呼吸を整えて気持ちを落ち着ける。こういうことをして自分の魂を鎮(しず)めると、直観力が上がって気づきが増えます。気がしてるだけかもしれないですが、ご先祖様の声は聞こえないけれど、私は目に見えない何かが教えてくれているような気持にります。
皆さんもやってみるといいです。神仏に祈る、心を寄せていくということは、近くなるんだから、そういうこともあるでしょう。一つ気をつけなければならないことがあります。自分の心を鎮めるとき、何も考えないでポカーンとしてはいけません。呼吸する意識、良いものを吸い込む意識をもっていないと、心を空っぽにするのは隙ができて別のものが入ってくる可能性もあるのでいけないのです。その点はご注意を。