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在宅日記 第3回 運命

皆さんお元気ですか。日記と言っても毎日机に向かって仕事しているだけで日記にならないですね。昨日も書いたようにメッセージです。

よく自分探しの旅に出るという人がいますが、自分というものは見つけるもんなのでしょか。見つけられるものでしょうか。そんなものはどこかに落ちているものではないので見つかったつもりにはなっても見つかりはしないのです。

自分の人生、思い通りに生きている人ってどのくらいいるでしょうか。誰だって1年前には寄居に勤めてるなんて思っていなかったでしょう。そういうものです。所詮与えられたところでベストを尽くすしかないのです。昨日書いた事がすべて、与えられたと言いますが輪廻転生を信じる私としては偶然というものは一つもないと信じていますので全てが必然なのです。

サンエイという会社に集ったことも、結婚や出産だってそうです。誰が誰のところに生まれるということでさえ自分で決めたのです、人のせいにはできません。全部必然で集っているのです。会社や結婚も残念ながら、別れなければならないこともあるでしょう。

それでも、その場所にご縁がある限りは、そこでベストを尽くすのです。どんなにつまらない(と思える)役割でも、誰よりその役割をうまく果たすという意気込みが必要です。

人生はスタートラインから、どのくらいハンデや実力を持っていて、それを使ってどのくらい伸ばしたかということが最終的な成績になるのです。はじめから恵まれていている人は高得点から始めなければいけないし、努力しなくてもできてしまう人は、努力しなければできない人より同じことをしても点数が低いのです。要は、最終地点からスタートの引き算に、どれだけ努力したかを掛けた結果が人生の価値というものです。そういう意味で、恵まれずに身体や心にハンディがある人が、人並みの人生を送ったら大変な高得点になるわけです。何もハンディがない人はいないと思いますが、そんなことは関係ない、むしろそれを有難く受けてバネにする人の人生は美しく価値があるってことになるのです。

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