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2018年11月の記事一覧

自社でものづくりをする悦び

小企業のものづくりが若い人に人気が無のです。もったいない。私どものような小さい会社でも世の中に2台と無い製品を常に作り続けています。 文化財には及びませんが恐らく私が社会から引退しても尚、それらの装置はお客様のお役に立ちながら働いてくれるでしょう。それら自らが生み出した製品のフォローをし続けられるなんて魅力的な仕事ではないですか。 責任が重いということが負担に感じてしまう。出来るだけ気楽に働きたい。そういうことなら確かにこの仕事には向かないでしょう。お客様をお助けするには

自社でものづくりをする大切さ

なぜ自社で装置を作ってサービスをするようになったのかを書いてみたいと思います。 勤めた会社がなくなった直後は、製造子会社も同時に整理されましたので、ものづくりをするとことが出来なくなりました。人づてに、幾つかの会社に製造もサービスもお願いして設計商社として事業を続けてきましたが、お願いした先で、お客様とトラブルになって解決できなかったことがありました。 折衝に何ヶ月も掛けて努めましたが解決せず、ご発注いただいたプロジェクトが中止になるほどのご迷惑をおかけしてしまいました。

私たちの仕事

私どもの仕事を簡単に説明すると、半導体や電子部品を作るのにいくつかの薬品を使う工程がります。まず思い浮かぶのは『洗浄』だと思いますが『エッチング』や『剥離』といった加工の手法として液を使うこともあります。 処理の方法も最先端の大きい基板は『枚葉方式』といって1枚1枚 基板毎に洗ったり処理するのが主流です。一方、弊社のようにカセットに収納して複数枚をいっぺんに処理する昔ながらの方法を『バッチ方式』と呼びます。いずれにせよ、薬品と水洗いを繰り返して処理していくわけです。 私ど