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5年後に新紙幣が発行されることになり1万円札の肖像画が渋沢栄一翁に決まったことは、道徳経済合一論を会社の理念として掲げる弊社としても誠に悦ばしい事です。津田梅子・北里柴三郎といずれも明治期に実際に海外に赴いて学び、帰国後各分野においての日本の礎となった方たちです。私は同じ日本人としてこの明治期の人々を誇りに思います。 と同時に、この明治という崇高な精神を持った人々が活躍した時代以降の日本人の劣化に大変憂い感じているのです。この3人はいずれも氏族や庄屋の家に生まれたことで好機
通勤途中の伊弉諾(いざなぎ)神社の桜も満開になりました。 『敷島の大和心を人問はば、朝日に匂ふ山桜花』 国学者 本居宣長の有名な歌です。(敷島=日本) 宣長のこの歌はいろいろな解釈がされていますが、私の持論では 「日本人の心というものを説明するならば、古(いにしえ)から培われた気質として内面に柔らかく雅び且つ剛健さを秘めており、一旦緩急あれば一気に放出できる」 としたいと思います。それは「匂ふ」は嗅覚だけではない広い意味を持っていること「山桜花」は宣長が愛でていた花であ