6年ぶりにiPhoneに乗り換えた

Galaxy S10からiPhone SE(第2世代)に乗り換えた。

ことの発端はiPhone 15シリーズの発表。
ガジェット界隈が賑わっている様子を見て、あらためて、サブ機として持っていたiPhone SE2を触ってみたらしっくりきて、
データ移行が面倒だったり、LINEのトーク履歴が消えたりデメリットはあるけど、久しぶりにiPhoneに戻ることにした。

iPhone SE2に乗り換えた理由

iPhone SE2に乗り換えた理由は主に3つある。

  • 安い

  • シンプル

  • 心地よい

安い

iPhone 15シリーズは、安いモデルでも13万円くらいする。
iPhone SE2なら中古で2万円ちょっとだから、保険に入らなくていいし、万一何かあっても気軽に買い替えられる。
それでいて性能は低くなく、カメラもシンプルながらそれなりにきれいに写る。
iPhone SE2のスペックを考えると、Androidスマホを含めてもコスパがいい部類に入ると思う。

唯一、バッテリー持ちだけは明らかに悪いけど、
そもそもスマホをあまり使わないので問題ない。

シンプル

iPhone SE2は、今どきのスマホとしては機能がシンプル。

最近読んだ「限りある時間の使い方」という本に、「たとえ便利で快適になるとしても、必ず何かを失っている。」と書いてあった。

なるほどたしかに、快適=幸福とはいえないかもしれない。

たとえば今どきのスマホはカメラが充実しているから、どの画角で撮ろうか、どのモードで撮ろうか迷いが生じる。

iPhone SE2なら、カメラを起動してシャッターボタンを押すだけ。
超広角や望遠は使えないし、ナイトモードもないからシーンによっては清くあきらめるしかない。
至極シンプル。

ホームボタン(Touch ID)があるせいで画面が小さいけど、
ノールックでホームボタンを押すだけで確実にロック解除できる安心感がある。

心地よい

久しぶりにiPhoneを使って、見た目や操作感の心地よさに驚いた。

  • ホームボタンを押したときの振動

  • アイコンを長押ししたときのアニメーション

  • コントロールセンターの直感的な操作—

意味も無くずっと触っていたくなる。

iPhoneのメリット・デメリット

いまどきiPhoneもAndroidスマホもできることは大きく変わらないけど、
設計思想の違いを実感している。

Androidスマホの特徴

Androidスマホはとにかく便利で快適。
とくに戻るボタンの存在が大きく、ジェスチャー操作なら、画面のどこでも端っこをスワイプするだけで前の画面に戻れる。
機種のバリエーションは格段に多いし、カスタマイズの幅も広い。

これまで使っていたGalaxy S10は個人的に名機だと思っていて、
今でも実用的なスペックだし、細かいところまでホントによくできていた。

たとえばアラームをセットした時間より早く起きた場合、「今日だけアラームをオフにしますか?」と聞いてくる。
あとカメラに絞り切り替え機構があったり、心拍センサーを搭載していてSpO2が測れたり、
一見すると無難な優等生だけど、「そこまでやるか?(褒め言葉)」みたいなこだわりが随所にちりばめられている。

iPhoneの特徴

iPhoneは、いい意味で何も考えずに使える。
ウィジェットやAppライブラリはAndroidスマホの後追いだと思っていたけど、使い勝手めちゃくちゃ洗練されていて「やるじゃん」と思った(誰

全体的にアプリのクオリティが高く、たとえば「Googleカレンダー」や「Yahoo!天気」のウィジェットはiPhone版のほうができがいい。

あとMacとの連携が強くて、画像やクリップボードを手軽に共有できる。
( AndroidスマホとMacの組み合わせは最悪で、ローカルでファイル転送するだけでもそれ用のアプリが必要だった。)

「コスパが最強」という理由でMacBook Air(M1)を買って1年半。
ここに来てスマホがiPhoneになったことで、Appleのエコシステムに飲み込まれる可能性が出てきた。
AndroidスマホやWindows PCと比べて決して快適とはいえないけど、触ってて心地いいんだよなー。

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