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佐野元春を聴き続けるという事               Young Bloods New Recording 2024

Dear Mr.Songwriter Vol.23

「Young Bloods New Recording 2024」は聴いた? 
18年活動を共にしているザ•コヨーテ•バンドとの再レコーディング。"佐野元春クラシックスの再定義"
とてもワクワクする試みですよね。先日6月2日に放送された亀田誠治さんナビゲートの番組で初オンエア。オンタイムで聴いてタイムフリーでも聴きましたよ。
ここではジャズ•ピアニストのモーズ•アリソンを特集。そしてそのモーズ•アリソンの楽曲を収録したアルバム『Tell Me Something』を中心にヴァン•モリソン、ジョージィ•フェイム、ベン•シドラン等クールなピアノのプレイが聴ける楽曲がオンエアされました。ここでのキーワードはクールでモッドなサウンドであったと思います。

そして6月5日に配信リリースされた「Young Bloods」を改めて聴くと、静かなディストーションのギターからクールでモッドなシュンちゃんのオルガンが流れてきたので、わぁ!と嬉しくなってしまいました。
モーズ•アリソンから続いている系譜にこの楽曲はあるのだと。
この楽曲のオリジナルはどうしてもイントロのフレーズはスタイル•カウンシルを連想してしまっていたんだけど、あえて、そこの系譜にいるであろうスタイル•カウンシルのミック•タルボットを彷彿させるオルガンのフレーズを入れることにより同じ列車に乗っていくんだという意志とともに、オトシマエをここでつけたのではないか。

その時代のアレンジを変える事に慣れていかないと置いていかれちゃうって事も久々に思いだした再定義の楽曲。

でもひとつ言っていい?曲はとてもカッコいい。何も文句はありません。
が、しかし、歌詞、
とても心に刺さるフレーズです。
これは個人のただの感想なんだけど、思い入れがある分あまり変えてほしくはなかったな。
まあそれならオリジナルを聴けばいいじゃんという事なんだけどさ、これからライブでこの歌詞でずっと歌われると想像すると、素直に喜べないファンがここにひとりいます。
まあ、この思いを持ちながら、成長する事が、佐野元春を聴き続ける理由なんだろうな。
そして次はどの曲が待っているのか、楽しみですね。
では、また!


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