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警察の隠蔽は氷山の一角に過ぎない
警察の縦社会は、隠蔽にしろ、たまたま見つかっただけであり、いまだ何かしらの隠蔽工作と言うのは全国どこの警察でもあるような気がする。
鹿児島県警の隠蔽にしても内部告発で発覚したもので、
何かある度に部下がその責任を負わされ、上司は訓戒に減給と軽い処分。
これが汚職された警察内部の縦社会。
2016年10月20日、県警は上田署に所属していた47歳と58歳の男性警部補が勤務中の警察官の速度違反をもみ消していたとして、2人を犯人隠避や証拠隠滅などの疑いで長野地検に書類を送るとともに、停職6カ月の懲戒処分を行った。
2人は同日付で依願退職した。 県警交通指導課と監察課によると、47歳の警部補は平成26年7月〜27年7月、上田市内での4件の交通取り締まりで、速度超過した車が警察の捜査車両と気付き、そのまま通過させたり、反則告知を行わなかったりした。58歳の警部補も27年7月、同様に1件の違反のもみ消し行為をした。
2017年2月28日
捜査車両スピード違反揉み消し 元警察官に検察、懲役1年求刑
捜査車両の速度違反を見逃したとして、犯人隠避の罪に問われた長野県警上田署交通課の元警部補、宮崎学被告(47)=同県東御市、依願退職=の初公判が28日、長野地裁(稲田康史裁判官)で開かれた。
宮崎被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察は懲役1年を求刑した。
起訴状などによると平成27年7月、3回にわたり上田市内で取り締まり中に県警の捜査車両が速度違反をしたのに違反切符の処理をせず、犯人を隠避したとしている。
違反があったのはいずれも制限速度が40キロの道路で、20~25キロ超過していた。
被告人質問で宮崎被告は「同じ警察官として一生懸命に仕事をしているなかで(取り締まれば)かわいそうだと思った。早く現場に行ってほしかった」と述べた。
検察側は「警察車両でも一般車両でも速度超過により事故を起こす危険は変わらない。犯行動機は極めて独善的」などとして懲役1年を求刑。
弁護側は「いずれも罰金刑以上の刑事罰に相当する犯罪者を見逃そうとしたわけではない」などとして情状酌量を求めた。
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