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美作八十八ヶ所霊場めぐり 30番札所 遍照寺

8月24日。
真庭市栗原の遍照寺におまいりしました。

ご本尊は、十一面観世音菩薩。
御詠歌は、なむ大慈 大悲無量の観世音 よわきわれらを助けたまわな

真庭市から高梁市に通じる国道313号、北房に向かうと途中から少し奥に入ったところにある。
きれいに整備されたお寺。

私は、このお寺に縁があるとも言い切れないが、無くもない。
多少なりとも思い入れはあるが、ゆっくりと境内をめぐったのははじめてだ。
表門からとても入りづらいと自分で思い込んでいる。
何も悪い事をしたわけじゃないけれど、ちょっとした苦い思いがある。
私に直接のことではないのだが。

駐車場から入ると、すぐに客殿があり、今日は檀家や総代の方たちが集まっているようだった。
偶然、御住職さまに出合いあいさつをする。
自由に見てくださいとの事なので、境内を歩く。

こぢんまりときれいな本堂、この裏に観音様がいらっしゃるのだ。
観音様に会う前に本堂左手の山の風景。


この山の下に栗の木がある。

毎年、コロコロと実が落ちるようで、何度か栗をいただいたことがある。
そうか
栗の木があるから栗原なんだ。と思ったものだ。

百日紅の向こうに観音さまの姿が見える。

キリッとしたきれいなお顔です。

少し歩いていると、本堂のしたに鬼瓦があった、建て直した時の鬼瓦だろうか。

境内を散策。

今の季節
花は百日紅が主だった花。

ピンクがとても鮮やかだ。

ご朱印をいただきました。

例えば
苦しみや悲しみがあっても、人のせいにしてはいけない。
自分を振り返る、直さなきゃ行けないところは直す。引き下がれないところは押し通せばいい。
人は弱いものだ。人だもの。

このお寺の御詠歌にもあるように、観音さまにおすがりしよう。

なむ大慈 大悲無量の観世音 よわきわれらを 助けたまわな

観音さまは全てお見通しだ。
私たちが弱いことも
私たちが苦しいことも
私たちが貪欲なことも
私たちが無用に誇り高いことも、、、
観音さまはお見通しだ

真面目に生きてゆくよろこびを
他人と比べないよろこびを
うそを言わないよろこびを
正しく暮らすよろこびを
怒りを抑えるよろこびを

少しは観音さまに、ほめていただける毎日になっているかな。

光明山 遍照寺
真庭市栗原993。

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