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美作八十八ヶ所霊場めぐり 13番札所 真休寺

美作市位田の真休寺にお参りしました。

ご本尊は十一面観世音菩薩さま
御詠歌は「いざ参れ 岡尾の山は 御法なる 華の盛りと なりにけるかな」

カーナビに連れられて、何だかここも険しく細い道を案内してくれたカーナビ。
これからもこんなことが度々あるんだろうな。
あまり道が細かったら、バックもできない。
自分の感覚も研ぎ澄まさなきゃ。

美作市位田は美作三湯の一つ、湯郷温泉からほど近い集落にある。
前に勤務していた会社の同僚がここ出身だったか、嫁ぎ先がここだったとか、聞いたことのある地名。

駐車場に車を止める。

夏雲と遠くの山々まで見渡せる、素晴らしい景色。
地形と山の名前がわかってたらもっと楽しめるだろうな。

少し歩くと
池に弁天さまが

文句を言う気持ちはさらさらないけど、金属的な赤がちょっと、、、
手すりもしっかりしたものがついているけど、風情、趣があるかと言えば、ちょっと違うような気もしながら。


まず目につくのは不動明王。
とても力強い。
同じ日に、勝央町で見た不動明王さまより少し優しい感じがするのは、赤色を使ってないからかな。
その後ろには仁王さま
仁王門ではなく石造の仁王さまが阿吽で存在感を示している。

そして
その後ろは、チェーンソーカービングで作られた木の龍。
細かい鱗のようなものもあって、チェーンソーで、これほどに細かいものができるものなのかとびっくり。

境内に入らせていただく。

まず目につくのは、蓮。
やはり今の季節は蓮なんだな、可愛い。

咲いている蓮は少なく、ほとんどがつぼみ。
早朝には咲いているのだろう。

こちらの手水舎も水は出ていない。

鐘楼堂には鐘があり、支える柱は赤。
どうして赤にしたんだろう。木のままがいいのにな、もしかしたらシロアリ対策とか腐らないようにかもしれない。

境内を散策する。
午前中回らせていただいたお寺より暑さを感じないのはなぜだろう、山の中にあるからか?ちょっと北になるから?はたまたとても和める雰囲気なのか。
とてもありがたい。



お大師さま、こんにちは。

お大師堂で

「南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛」

と唱える。
懺悔文から回向文まで唱えられるようになればいいのにね。
漢字ばかりだけど、とても惹かれる。

あと
十善戒や無財の七施
私はこのありがたい教えが大好き

参拝で守らなければならない十の戒めとされる十善戒は、日常生活の中でもぜひ生かして行きたい。
紙に書いてリビングに貼っておきたい気持ちだ。
中でも

四、不妄語 嘘、偽りを言ってはいけない
五、不綺語 心にもないお世辞を言ってはいけない
六、不悪口 悪口を言ってはいけない

今までに、この三つだけでも、どれだけ引っかき回されたことか、また自分を振り返っても、私はちゃんと守ってきたのか、、、と問うてみる。

十善戒については、折に触れ書き残して行きたいと思う。

お庭の風景。
そして観音さま

紅葉の葉っぱがかかっているが、とても綺麗なお顔の観音さまだ。

お寺の本堂や門に対して直角に立っておられる観音さまに、何度か出会う。
何か方向があるのかな。

ところどころに自生の百合がある。
お庭を整備されるときにも残されているのかな。

本堂が開け放たれていました。

素晴らしい木像。

相互礼拝 相互供養
なのだろう。

蓮の花の向こう
門を入ってすぐのところに七福神が
みんな
いい顔してらっしゃる。
弁天堂もあったしね。

納経帳に印を押すところ。
ちゃんと一つのお部屋になっていました。庫裡の横。

ご朱印をいただきました。

ありがとうございます。

蓮の花をいっぱい画像に収めてお寺を後にしました。
なんだかんだ、文句口調になった部分もあるけれど、画像を見ながら振り返り記すと言うことは、やはり心が穏やかになる。
いいお寺。

駐車場について
近くであろう
美作市長内の長正寺。
ナビに住所を入れても検索できない、なぜ?

今日は
お参りしなくていいよ、って言ってるのかなと自分で解釈して帰路についた。

岡尾山 普門院 真休寺
美作市位田341。

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