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美作八十八ヶ所霊場めぐり 82番札所 眞福寺

8月1日。
津山市加茂町行重の眞福寺
におまいりしました。

ご本尊は、薬師瑠璃光如来。
御詠歌は「ほとけいで はなふるよるには ありけるに とおきくにとは なにおもうらん」。

お寺に上がる坂道は、細くて急だ。
車のギアを下げる。
こわごわ行くけど、結構スピードも必要。だいぶ山道も慣れてきた感じ。
ところどころ、崩れているところもあり、注意が必要。

お寺の駐車場に行く前に
六地蔵さま。
施主の方によって建てられているんだろうけど、お寺に行くと人の名前が結構多い。その人の徳をたたえるためなのか?

この下の
ほぼ加茂川の源流に近い水の流れに弁財天があるらしい。

美作国七福神霊場になっている。

さて
駐車場に入ると、まず観音さまに会うことができる。

最近乾燥気味の津山市。
雨が降らないせいか、小さな姫ひまわりが、より小さい。

同じ駐車場入り口には三鈷の松

三鈷の松とは
唐で勉強していた空海(お大師さま)が日本に真言密教の道場はどこが良いか決定するのに、唐の浜から三鈷杵を日本に向けて投げて、高野山の松の木に引っかかっていたと言うもの。
お大師さまはそれを探し求めて、全国をあるき、真言密教を広めたと言う、高野山にちなむもので、葉っぱは三鈷杵のように三つに分かれていると言われている、私はちょっとわからなかったが、、、

観音さまと並んで
不動明王。
タイトル画像がお顔のアップ。

カメラでだんだん寄ってみました。
私はこのようなお顔の不動明王は初めて見る
こわい。

口に咥えているものはなんでしょうか?
歯が上下に出ていて尖っている。
目が、、、
こわい。

こんなお顔でしたっけ?

手水舎もすごく立派。

鐘楼堂も立派。

ちょっとした公園みたい。

鐘楼堂の横には

生まれ年による、仏さまが8体。

千手観音、虚空蔵菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、阿弥陀如来、不動明王、大日如来、勢至菩薩

並ぶとなんだか華やかだ。

ちょっとした公園、、、
画像数枚

お大師さま

青銅のお大師さまは
とても真面目なお顔をしておられる。

先日のnoteで、ぐるぐる回すのは、おかげがあるのかな、って書いたばかりなのに。
閻魔大王さまに罪過を懺悔した。ぐるぐる、ぐるぐる。
いっぱい懺悔することがあるからね。

弁財天の請堂
宿根ベゴニアが生い茂る。

隣には
義民の碑

その昔
農民たちが一揆を起こした美作地域。

大きな鯉も。

色々豪華なお寺に思える。

相互礼拝 相互供養
鰐口を鳴らし手を合わせました。

ご朱印をいただきました。

義民の碑の文言


水子地蔵さまの文言


私は
この水子地蔵供養和讃をじっくりと読みました。
確かに、、、
とも思うし
いろいろな事情で泣く泣く、、、
とも考えるし
事故や病気に巻き込まれた幼な子もおられるだろう。

どの子も愛おしく、可愛く、可愛そうだが、母もつらい。

「おんかかかびさんまえいそわか」

深いな、、、と思いました。
そして今の私の事をありがたく思いました。

「おんかかかびさんまえいそわか」

そして
お寺を後にしたのだが、ここにも、太陽光発電が。
最近多い。
しかも景観を損ねる、大規模なメガソーラーもよく見かける。

瑠璃光山 日光院 眞福寺
津山市加茂町行重1700。

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