2024.03.31 相場雑感

 こんにちは、お久しぶりです。この世は空前のバブル、狂乱とまでいかないも熱狂に包まれております。儲かっておりますでしょうか?昨年は+23.6%(口座ベースで出金反映せず、入金無し)という情けないパフォーマンスでしたが、現状はYTD+43.2%となんとかアウトパフォームしております。2月は全くといっていいほどパフォーマンスが出ませんでしたが決算期はいつもの事なので3月の地合いが良すぎました。単月において+17.8%と出来過ぎ感がありますが、これは7日からの調整においてなんちゃってロングショート戦略がうまく奏功したためだと思われます。

 年初からの戦略としてはとにかく日本株はブルに買っていくと決めていたので昨年ほとんどやらなかったレバレッジをかけてでもSPEをロングしたりポジションを構築していきましたが、3月はさすがにポジションを調整。もともと下から保有していたSPEは少なかったのである程度の数量を残してほぼoutしました。半導体関連においてはSPEからトップダウンで恩恵がありそうな、化学系などに分散し資金シフトしました。High-κや封止材におけるボリュームがどこまで出るか分かりませんがひとまずSPEからはトップダウン的な考えで移動させたという単純な考えです…

 他、昨年から保有している防衛、宇宙インフラ、電力インフラ、設備投資関連が堅調に上昇し、これらも3月にポジションを調整。特に長期で保有していたサブコンを落とし、電力インフラもThe馬龍みたいな銘柄が10月から上昇しガイダンスリスクを取りたくないものはポジションを落としました。これは3月に配当が発表されたことも理由。防衛、宇宙関連もポジションは調整しましたがそのまま保有といった感じ。日銀の政策金融決定会合が控えておりましたが、不動産関連で押し目があれば拾いたいところでしたので調整した分を不動産関連、住設関連へシフト、住設関連は住宅着工件数から鑑みると厳しいように見えますが個別株においては中長期でその市場で成長しそうな銘柄があったので組み入れしました。コンシューマ関連はまださほど組み入れしておりませんが、22年から続く値上げ、そして昨年はコンシューマ企業がどうしても人件費を意識しないと行けなかったためS&Mにさほど費用がかけれず広告関連株が下落しました。しかし今年においては逆に販促費のかけかた、その効率性が意識されると思いましてこれに関連する銘柄も組み入れ、新型コロナ発生から時間も経ったことで消費における世代のスライドを的確に捉えることができると何か見つかるかもしれない。相変らず私の保有で不調なのは外食関連株ですが、この扱いが非常に難しく長期でケアしていくのか悩むところ。モメンタムはもうすでに消えている状況で毎度フェアバリューが不明なのですが、あれだけ業績が出ておりFCFも出ている状況なのでしばらくポジションを持ちつつ様子見したいところです。他悩むところは還元系ですが、これに関しては既に情報が出ているところはかなり混みあっているのでそこまで積極的にポジションは取らず配当が良い銘柄はそのまま保有しつついつでも資金シフトできるよう待機。ファンダで変化がなければ特に保有している理由もないのでディフェンシブ性を意識しています。

 一方グロース系も保有しておりますがこちらは冴えない状況が続いています。逆に言えばこちらはガイダンスを見たい銘柄が多く、さすがに30%成長の確度が高いものは保有継続したり、需給的な面で下落した時価総額大きめの成長株は少し拾ってみたりといった感じ。保有の中でわりと上場して新しい銘柄もありましたが株主優待強化や配当などでCAPができた銘柄もあり、こういったものは継続して保有。あとIPO関連は結局1銘柄当選したものや、セカンダリでエントリしたものは急騰したため全てoutしたりと入れ替えが激しかったです。

 ロングサイドの今後の考えはあまりまとまっていませんが、とにかくここからリバランスが難しく手が出せない状況です。個別株において還元系はもう混みあっているし既に高い。ファンダメンタルでアルファを探すにも全体的に高いし、本決算も控えているところなのでここでのアップデートを見てから考えたいし….など色々考えることが多いです。

 ショートに関しては基本あまりやらないのですが、短期でしかとらないことが多いです。今月は日経やよくわからん貸借になっているAI関連やグロースを幅広くショートしたり、大型株でLS組んだりと適当にやってました。現状は適当に幅広くショートしてるんですが気が変わったらカバーします。

 ということで久しぶりの現状です。

 おわり。

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