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拝啓HHH様!AbemaにWWE普及は無理です!WWEネットワークでまたPLEを観れるようにしてください!!

こんなものステッカー!といろんなモノを整理してる間に季節は梅雨をスッ飛ばして猛暑の入り口にまで辿り着いてしまったのだろうか?そんな寝苦しさ一歩手前の気怠さだが今朝はWWEの海外出張PLEシリーズ『クラッシュ・アット・ザ・キャッスル』の日である。相変わらず目玉として簡単に見つからず番組表の格闘チャンネルから番組をクリックし最初から観るボタンをクリックするとプレミアムへの加入を要求される(苦笑)。ただ冷静に現時刻と番組の終了時刻を見るや 6:55 と 7:00 。。。何の事はないたった5分待てば最初から観れるのである。ゆっくりと朝食でも頂こう。

気を取り直して 7:15 視聴開始。まずは5本続くいつものCMタイムである。
WWEの音楽が聞こえるまで他の事をしていれば良い。しかし今朝は何かが違ったのである。もしかしたら 7:00 まで待って無料視聴する浅ましいユーザーへの当てつけプログラムだったのかもしれないのだが、なんとPLE本編が始まって。。。更に言えばAJやコーディの入場中にも。。。いや更に更に試合が開始しても2分に一回くらいのペースで5本続くCMがひたすら挟み込まれるのである。バグなのか嫌味PGMなのかはどうでも良いが、よりによってコーディvsAJという最高のスタートにこれをやったらそれはもぉ終わりである!そこにWWEへの『愛』など微塵も感じられないのだ。

おそらくはバグ?だったのかもしれない。もし同じ状況に陥った方は是非一度戻るボタンで終了してからもう一回再生するのをお薦めしたい。さてこれはあくまで私の個人的な事ではあるが。。。ここ2週間くらい『2016』年のコンテンツを見直す機会が続いた。この年はサブカルに興味の深い方にはご存知の通り『シンゴジラ』『君の名は』『この世界の片隅に』等その少し前までなんとなく停滞気味だった邦画がまた勢いというかガラパゴス的な自信を取り戻した年である。そしてこの年はプロレスファンにとっては年初にAJスタイルズ・中邑真輔等がWWEに電撃移籍した年としても記憶されている。だからこそ『引退』≓古巣TNAへの復帰が噂されるAJのWWEでの集大成として楽しみにしていたのである。

2016年初に新日本プロレスからWWEに移籍した4名。。。AJスタイルズ、中邑真輔、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズを私は当時米ドラマ『LOST』の生還者グループ『オーシャニックス6』に習い『NJPW4』と称した。これは新日本に残留し現在は社長になった棚橋選手を含めた5人がちょうど同じ時期に解散騒動の渦中にあったSMAPのパラレルワールドとして見ていたからでもある。あれから8年経ち奇しくも今年は再び年初に新日本プロレスを激震させるオカダ・カヅチカ、ウィル・オスプレィのAEW移籍そしてタマ・トンガ兄弟のWWE移籍と続いた。歴史が繰り返した事でNJPW4は一つの時代を終えたともいえる。SMAPとどちらがどうだったか?というような結論は結局曖昧だっととも言える。

『TNA』=Total Nonstop Action を最も体現したレスラーはAJスタイルズだったと思う。レッスルマニア前に何度も触れた『X』の『物語』をWWE外部の世界で証明してきたのもAJだった。当時WWEのオルタナティブとして正しく機能していた時代のTNAでヘキサゴン(六角形)リングに向かうタイムトンネルのような入場ゲートを潜りぬけて。。。新日本、WWEに辿り着いたAJはジェフ・ハーディ同様再び古巣TNAに復帰するのだろうか?KUSHIDAやNXTに参戦した女子選手を考えると今のTNAは新日本ともWWEとも中立であり敢えてAEWとは距離を置くなんとも不思議な団体である。かつて『武藤(啓司)がいる方が本隊』という言葉があったが私にとっては『AJがいる方が本隊』であり、そういう事である!

この記事はかなりヒステリックな題名からお察しの通り、コーディvsAJの前半に Abema のマッドPGによる2分おきのCM攻勢への怒りをぶちまけるはけ口として試合中に書き始めたのだが、おかげで冷静に戻れた。
本来であればAJのWWEにおける区切りとなる試合についてを書くつもり(としてはそれなりに書いたが)だったのだが、結果的にこの Abemaの仕打ちは良いきっかけだったのかもしれない。散々文句も言ったが Abema の努力を認めない訳ではない。しかし半年経過してRAWやスマックダウンを毎週観る事の価値はロイヤルランブルからの数週間にしかあまり有難味が無い事が良くわかった。そして意図的なのか何なのかPLEの度に探しにくいこの Abema仕様にWWEに『愛』が無い事はもうわかっているのである。

本来であればこの夏の『MITB』『サマースラム』については Abemaへのご褒美?として 7000円パック購入で決めていた。これも円安で $9.99 が 1500円程度となる事でWWEネットワーク時代とコスパ的に云々はあるのだが。。。圧倒的にWWEネットワークの方が当たり前だがPLE視聴には良い環境だった。では Abemaのプレミアムに加入すれば良いのだが。。。これは Abema が例えば Amazonプライムと比較してさえ他に観る要素が無い事に加えどうでも良い番組のアイコンが多すぎて観たいものが見えないという本質に行き着くのだからもう生理的に仕方ない(苦笑)のである。
私は『アメーバピグ』というか旧『ピグライフ』が大好きであったが、アメーバを撤退してからの所謂緑から黒にアイコンが変わってからのサーバーエージェントのお仕事はやはり自分には合わないのだと再認識したのである。

そこにもぉ最近は仕方ないとは言えAJにも中邑真輔にもフィン・ベイラーにもリコシェにもチャンスの少なくなった40年『物語』の完結したWWEにシステム以外の意義を見出せなくもなっていた矢先のAJの去就である。
そして得てして起こるべき時に何かは起こるのであるが。。。そんな心の隙間を見透かされたかのように『扉』が現れたのである。偶然にして必然だったのだろうがつい最近村上春樹さんの『海辺のカフカ』を読み終えた。これまで見えないフリをしてきた『扉』が今や目の前に開かれているのである。

さて『2016』年問題の続きというか正確には翌年2017年なのだがこの年のG1決勝に私は飯伏vsSANADAを期待していた。これに関してはむしろ2024年の今だからこそこの時期にこそやるべきだったと確信している。
それが早々に流れた事を機に新日本プロレスワールドを退会しその後一切新日本プロレスを映像として観ていない。なので本当に笑うしかないのであるが私はウィル・オスプレィという選手の試合映像をインスタ等のショートバージョンを含め一切観た事がないのである(苦笑)。私のような古いプロレスモノにとってはかつて『まだ観ぬ強豪』という幻想が存在していたが良い意味でオスプレィは私にとってまさにソレにあたるのである。

拝啓HHH様!私は前回『もはやお客様は神様ではない』という見出しで記事を書きましたがとはいえお客様にも観ない権利と言うモノがあるのです。
あなた方が日本と言うマーケットにもはや魅力を感じていない事は良く理解しております。だからあなたには Abemaからの放映権料≓日本権益と思われてるのかもしれません。ビデオゲーム『2k24』に後楽園ホール風なJAPANリングを追加してもそこに日本人はたったの4人しかいないのです。
だからごめんなさい。私は 6/28(土) に別の『扉』を開けてそちらに向かうかもしれません。私達にもまだガラパゴスの意地があるのです(苦笑)。
今日本人が持っている1票の価値はとんでもなく下落している事ももちろんわかっているのです。しかし1票は1票として有効に行使します。
それだけは理解しておいてくださいね!

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