vol.1 音楽の文字を最大限に体現した物が面白いので色々調べてみました。

お久しぶりです!ひろたけです!

2回目ですね😊
自己紹介見てくれた方はありがとうございます。
見ていない方は気が向いたら覗き見してみてください。

今回はこれが書きたいからnoteを作ったと言っても
過言じゃないものを取り上げて自分なりに色々分析していきます。今回の運びはこうなっています!

1.THE FIRST TAKEとは一体。

早速今回取り上げるものをご紹介します。コチラ!

画像1

この名前聞いた事ある方もいるかもしれません。
名前はTHE FIRST TAKE(以降TFT)
私がこれを発見したのは2019年の11月20日頃。
TFTの作品が初めて世に出たのが11月15日ですので
かなり早い段階で見つけることが出来ました。
我ながら新しい物への興味は凄いなと笑。

こちらのチャンネルは簡単に説明しますとプロの
アーティストが歌っている様子を動画にして定期的に
配信していくYouTubeのチャンネルになっています。
(詳しくは次の章にて)

2020年3月21日時点で51.3万人のチャンネル登録者が
おり、最近の登録者推移を見ても右肩上がりが続いていて、今後も安定して視聴者を増やして行くことが予想されます。

画像引用:https://ytranking.net/channel/28539/chart/

画像2


2.音を楽しむを最大限生かした"引き算"

前の章でTFTが何なのかはざっくりと分かっていただけたかな?と思いますのでこの章ではコンテンツとしての魅力をまとめていきたいと思います。

現在音楽を聴く方法として、CD音源やサブスクリプションによる音を聴く。用意された音源に合わせて映像をつけ加えるMV。実際にその場でオリジナルの形として
目と耳で熱量を伝えるライブやフェスなどが挙げられます。どれも同じ音楽ですがある事で分類してみると穴があることに気がついたのです。

画像3

ライブはその場で歌っている声がリアルタイムで届くので熱量を受けやすく全く同じものを再現することは出来ません。また演出なども加わり視覚的にも楽しむ要素が多く含まれます。
一方でCDやサブスク、MVなどは事前にレコーディングした音源を使用するため再現性は高いと言えます。
ライブならではの視覚的に楽しむものもMVなどで
補えます。しかしながらサブスクやMVなどでは
ライブならではの臨場感や緊張感を聴覚以外の要素を
極力取り除いたもので形にしたものがなかったのです。

ここでまた1枚の画像を見ていただきたいと思います。

画像4

この画面に出ているのはマイクと歌っている
アーティストのみ。他には何も映っていません。
目に入る情報を最低限にすることでアーティストが
歌っている姿に引き込まれるような感覚と、
ライブのようなオリジナリティとリアルタイムで起きることへの緊張感を両立させていることが今までにない
音楽の楽しみ方でありTFTの強みにもなっているのではないかと考えます。

楽曲そのものの良さを「最大限」に引き出すために
音源以外の要素を「最低限」に抑えながらも
ライブさながらの熱量を失わないような
引き算を徹底したものがTFTがたどり着いた形式なのではと考えています。

3.敢えてPRをしないからこそ見えてくる真価

TFTがどういったスタンスのコンテンツであるかは
ここまでの内容でだいぶ分かって来たと思います。
コンテンツは分かったけどなぜここまで急速に支持者を獲得しているのか?

その秘密は
「SNSの良さを活用し、とにかく良質な物を生み出す」
これに尽きます。

TFTのやり方としてとにかく質の高い良いものを生み出し続ける→視聴者がSNSに口コミとして書き込む→新しい視聴者を獲得する

これらを繰り返し続けることで確実に利用者(顧客)の
層を拡大することが出来たのです。しかしながらもし
最初で躓いていたらどうしていたのか?
ここに関しては流石だなと言える人選でした。
このコンテンツの始まりはadieuさんの「ナラタージュ」でした。adieuという名前だけでは分からないと思いますのでこちらの画像にしましょう。

画像5

あっこの人見た事あるとここで気がつく方も多いと思います。ここで分からなくてもナラタージュってなんか
聞いた事ある名前だなと引っかかる方がいるはずです。映画「ナラタージュ」の曲として上白石萌歌さんが
歌っており、映画が公開された当時はadieuが誰なのか分からない状態であったためTFTでの動画からadieuの正体が分かる(この動画が出る前に上白石萌歌さん本人がadieu名義での活動開始を報告されています)きっかけになった方もかなりいたと思います(私もその1人です)。
話題性という点では文句のつけようがない人選ですし
今回のチャンネルは運営元が明かされていないため、
もし上手くいかなかった場合でも企業に対するダメージも少なくできたということも思い切って舵を切れた要因だと思われます。
また不定期ではなく決まった時間に映像を公開することで視聴者の中での生活のルーティンに組み込まれていったことも安定したチャンネルの成長に繋がっているのではないのでしょうか?

4.まとめと補足

ということで今回はYouTube発の新音楽コンテンツ
THE FIRST TAKEについて取り上げてみました。
まだまだ未知数な部分が多いためかなり深掘りをして
企業研究をするようなレベルには達してはいませんが
新しい音楽の楽しみ方の可能性についてはちょっとでも知って頂けたらな。と思っております。
また今回のプロジェクトにはMovie Directerとして
清水康彦さんが携わっており清水さんが関わっている
他の映像もシンプルかつ洗練された物が多い印象を持っています。
例)金子ノブアキ illusions feat.SKY-HIなど多数
https://youtu.be/DHr-QWN-lso

最後にTHE FIRST TAKEのコンセプトを確認して
今回の記事はおしまいにしましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました。

画像6

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